2017/11/18 11:00
タイトルは、とある友人の名言でしたが、
意図的に選ぶ何かがあるわけでは無いんですが、
最終的に使えるルアーをピックしていくと、ラパラになっていく...
そんな不思議な魅力を備えたラパラ
その中でも海外遠征、大型魚、牙魚にフューチャーした
マグナムシリーズを中心に取扱を開始しました。
メモリアルな魚はラパラが多い...のは小塚の著書を読んでもらってる人ならご存知のはず...
私自身も
これはバラマグ
これもラパラさんだったはず
さて、話を戻して
『マグナムシリーズ』
名前が体を表していますが、その通りヘビーデューティーモデル。
通常のモデルは加工しやすさや高い浮力から“バルサ”材を使用しておりますが、
マグナムシリーズは“アバシ”材を使用（木材も同じものでも産地によって呼び方は色々）
貫通ワイヤーを使用して、ボディが砕けても、魚は逃さんぞって構造。
国産のルアーでも素晴らしいアクションをするルアーはたくさんありますが、
大きい魚を意識して、バランスを強化して、フックを太軸に、リングも強化して、ラインを太めのPE、加えてリーダーやワイヤーを入れた途端、ルアーが一気に動かなくなる
遠征あるあるですね、ハイ。
そういった観点でルアーを選び始めると...意外と使えるルアーは多く無い
（もしくはタックルのバランスを落として、普段のまんまのルアーで使えるようにタックル全体をセットしていくかですね）
ラパラなんです。
が、ラパラの何が良い？というと。
使い倒せること、それすなわち魚を連れてくること
でしょう。
どんなに高価でも、評判が良くても、いいカラーでも、魚の眼前へ到達し、アクションできなければなんの意味もない
ですよね？
飛んで、動いて、魚をかけて、キャッチする
当たり前のルアーの基本中の基本のことが、
状況が過酷になればなるほど遂行困難になってくる
水を噛まないような激流、動きを阻害する大きなフックが装着必須、魚の歯が鋭くてルアーが壊れていく...
そんなシチュエーション。
（激流イメージ、この川の中からも色々な魚が飛び出してきた）
ほとんど泡ジャグジーのような激流の中でも安定して泳ぎきり、ST-66クラス背負ってもアクション変わらず、魚の歯が貫通しようがアクション変わらない。基本的なことを完全に思った通りにやってくれ、入手しやすく、実用的な価格
と、なると....クドイけど現場で使えるルアーって絞られてくるわけです。
正直、飛距離や巻き抵抗、そして上記の条件を考えると...
king of injection
K-TENが立ちはだかる
もちろん、コレもまたスゴいルアーなので、これはこれ。（またの機会にご紹介したい）
もちろん、ラパラの中でもこれがいい、これはあんまり、使い方に合う合わない...などありますし、
ラパラ以外にもいいルアーはたくさん。
ただ、これからの時期、海外遠征を考えておられる方
迷ったら絶対１個ボックスに入れて行ったほうがいい。
もちろん、遠征経験の多い友人にプレゼントすれば嫌がられることはそうそう無い！（断言）
逆に、これを嫌がるような人、ちょっと色々考え直したほうがいいんじゃないか？
と、ここまで強気なコメントをしちゃうほど、それほどのルアーなんです、ラパラって。
双璧を成す、絶対信頼のルアーというと、K-TEN、レッドフィン、ヘドン、ボーマーなどなど
色々ありますがそれはまたの機会に。
ココ数年、私の釣具はミニマル志向で非常に数少なくしていく方向性
遠征用ルアーは大型のルアーこのボックスに２つ無い。
その中でも、ザクっとこれだけのラパラ量....
一緒にアマゾンを旅した浅野くんの家に遊びに行った時も、この感じ
物持ち少ない子なのに、なにこの量w
さらに物が少ないシャチョーの物置もガサガサ探ってみたら...
結構あるなw
そういうことよ...ってコト。
ちなみに、Fマグ、CDマグ、SSR１４は手持ちのあまったPEで
こうやって加工しとくといいよ
どうしても細身のテール部分は物理的に強度が出しにくく、魚の引きによってワイヤーが飛び出し裂けて割れることがあります。
もちろんだけど、こんなことで動きは変わらん！
ちなみに、国内でもマグナム投げまくり同じなの！？って言われると。
正直そこまで使わないかも
（みんなの頭に浮かぶ某大型魚には使う）
もっと国内のバランスに合わせたルアーの方が沢山あるし、その方が楽しいかな？と思ってます。
要は使い分けかな？と
海外遠征では絶大な信頼を誇るラパラマグナムシリーズ！
もしもの１本にドーゾ！
スタッフ ヨシダ（ウッド製ルアーとして考えたら、ラパラって安いよね...)
