2017/09/02 07:00

しばし沈黙だったこのブログやFBページ

何が起きてたかって?

いや、お盆休みいただいて、お出かけしてました



いやーいやー清々しく本当に釣れなかった、クソワロタw

ま、また行けばいいだけだ


で、帰国して、庶務処理と、合わせて弊社8月末が決算だったんですよね(一応私経理)
書類との戦いが先ほど一段落、ブログをアップするに至りました。

ここにて、ご報告!

皆様のおかげで株式会社モンスターキス無事?5期を終え、第6期を迎えました!

※今から決算処理進めるから、ホントに無事かどうか?は今からですがw


どんなに魅力的な道具を作ろうと、評価するのは我々じゃなくて、お客様のみなさま。
こうして評価いただいた結果で私たち、飯食えてます、本当にありがとうございます。
昨年度はお客さまから「これからもワクワクできる製品づくりに期待してるよ」
と、何度も期待のお言葉をいただきました。
実用性、コスパ、スペックだけではない、使い手の気持ちをアゲてくれる、
釣りを旅をする時間を楽しめる道具作りを頑張っていこうと思います
第6期もみなさんのご期待にお応えできるように尽力してまいります、よろしくお願いします。


で、早速ではありますが、そんな第6期、ご連絡。


1DearMonsterシリーズの増産について

確定しているところから

MV-65、MX-6、MX-7、MXー∞について再販致します












お待たせ!


発売時期は

MV-65は2017年12月
MX-6,MX-7,MX-∞は来年2018年の春先(おそらく3月〜4月)の予定です

前後1ヶ月程度ズレ込む可能性ございますので、ご了承くださいませ。


各機種、基本的にスペックに変更はございません....
唯一、上記4機種、今回の生産分から全てグリップの塗装を「セノソフト塗装」から「無塗装」に変更します



従いまして、各機種の予約受付を開始いたします。


ご予約希望の方は

ご希望の機種、本数、お名前(フルネーム)、郵便番号、住所、電話番号、購入方法(BASE or 直売)を添えて、
MONSTERBASEのコンタクト欄、もしくは upset247.1986@gmail.com までメールくださいませ


<BASE>
本販売サイトで購入、クレジットカード、コンビニ払いができることがメリットです。
予約者さまにパスワードをお渡ししますので、指定期間中にログインして購入していただく形となります。

<直売>
弊社指定の銀行口座にお振込いただき、確認後発送いたします。発送業者などは同じです。
お客様に振込手数料をご負担いただくぶん、送料を無料とさせていただきます。


9月3日 PM9:00より予約申し込み受付いたします(受付返信がちょっと遅くなります

弊社先着順です。上記内容に不備や抜けがないようにお願いしますね



2、新商品
DearMonster 『MXー8+』、『MXー7S』

ニューモデルの2機種の販売を予定しております


※MXー8+予約満了となりました
ありがとうございました。

『MXー8+」



エンドだけ、下のエンドの形状に変更!


現在廃盤となった『MXー8』と、いうロッド
ブランク等長2pcの90cm、結構とんがったロッドでした
『MXー8』リファインとして...いや結果としてゼロからスタートとなり出来上がった『MX-8+』
開発の始まりから結末までを話すと爆笑の結果なんですが、おいおい。
紆余曲折大蛇行、ディアモン史上最長のロングロッドが出来上がりました。

現在、ショートロッドが何かと流行っているし、実際使っててもラクです
ロッド曲げる入力する仕事がちょー楽!キャスト決まるし、取り回しもいい。
が、が、どーしても「ロングロッドじゃないと仕事にならない」
ってシチュエーションに出会うのもまた事実。

テストはずっとしてたんですよ、長々と。

事務所に転がるプロトの山、ビミョーにビミョーな差異をテストしては直しては....
製造現場の担当者が「まだやんの?」的な目をしてたような気がするようなしないような...

で、出来上がってこのロッドで手にした魚はホント様々
ディアモンの特徴というか特性というか、カラーだけど、不特定多数のお魚と相手にするとはいえ、ここまで?ってくらい広い

マスキー



アオウオ



イシダイ....



いや、既に訳わからん感じだけど、その釣りにも共通するのが、
ロッドレングスがアドバンテージになる釣りであるってこと。

マスキーは大型のルアーをロングキャストを繰り返し広大なエリアを探る釣り。


重量のあるルアーをしっかり乗せて、また、水中ストラクチャーに合わせたロッドワーク
魚自体、「Thousand cast one fish」と言われるほどの少ないチャンスなので、
しっかりブランクが仕事をして、バラシを軽減してくれることも重要。
回収前には極力足元で8の字を書くようにガイドさんはオススメしてくる
この瞬間に食うことはあるからだとか....




こーなると、自ずとロングロッドの仕事になりますね....

アオウオのぶっ込みもそうだし、イシダイも外洋の磯は足元に相当な根(ストラクチャーとなる岩)が張り出していることが多く、
ロングロッドが必要となることが多いです。

とはいえ、あまりに長くても操作性やダイレクト感が死んで、楽しさも損なわれる...
そんな中で、出来上がった「MXー8+」、レングスは8.4ft
大型グルーパーから、ビックベイト大遠投、外洋でのキャスティング、

さらなる製品紹介は、おいおいシャチョーにやってもらおうかな?

発売は2017年12月予定です。


続いて、『MXー7S』






予約開始後、即完売となったMSX-71


の後継機として開発を進めていた、
「MXー7S」

ブランクについて名前から間違えやすいかも...ですが、

「MSX-71」と同じブランクを使用しています、「MX-7」のブランクとは長さも硬さもテーパーも全て違います。

MX-7でスピニング作ったプロトが事務所にあるけど、パワー感がシイラやカツオロッドです....
MXー7SやMSX-71は4号投げれるエギングロッドって感じかな?



実際コレなんかノーシンカーワーム(エコギアアクア-バグアンツ)投げてますからね

ザクッと説明させていただくと
MSX-71をベースに考えると
1、グリップデザイン変更(それに伴い全長も変化)


もちろんグリップはリバーシブル



2、ガイドをチタントルザイトから、ステンSicへ変更してます
大きな違いはこの辺ですね

リアグリップについては、色々考えたんですが

TWBCを継続!




しつつ

こんなイメージの


バランサーウェイトを内蔵した、固定式
重さとしてはTWBC/W(プレートのウェイト)が3枚入った状態と同等の重量

ヘビーウェイトのリアグリップバージョンも用意、
両方販売します



つまり

「MXー7S(TWBC)」

「MXー7S(固定ウェイト)」

の2種にしよう!

「えー固定ウェイトの方が損じゃない〜?」って方にご説明すると
構造上、TWBCを使うにあたって、商品の破損リスクが上がることはMSX-71の段階からわかってて、
悩んだ末の採用でした(一度ご説明してますが)

今回はTWBC使用するのやめようか?という話もあったんですが、破損リスクを差し置いても魅力的な商品であったのも事実。

固定ウェイトの方だと、EVAと圧縮コルクのエンドパーツはワンオフで作ってるんですが、構造上、割れやモゲるような破損に対しての強度は相当出ます

弊社の中でもどーするよ?と悩んだ末に....

工場の協力もあり悩んだらどっちも!という結果にしました。

固定も欲しい、TWBCも欲しい!って欲張りさんは
MSXー71グリップ使ってあげてくれると面白いかも?(残り数本しかないけど)




ちなみにMSX-71Gripと比較して



比較するとこんな感じです。
上がMXー7Sグリップ、下がMSXー71グリップ
ご参考までに!


私のフィーリングとしては



「MSX-71グリップ」は小技の効くグリップ
ジャークやルアーをはねさせるような細かな動きに対応しやすい。
もちろんバランサーの調整で更に細かく調整が可能。



「MXー7Sグリップ」はそのフロントグリップの延長により、ロッドのブランク性能を引き出せるグリップ
キャストや魚とのファイト時にブランクへかける負荷をMSX-71グリップより1段階かけれる印象があるかと。
リールのドラグ性能が限界(2500〜3000番クラス以上)となるような魚をかけた場合、
フロントグリップの長さが様々なポジションを取りやすく、ファイト中の負担を減らしてくれるはずです



ガイドの違いですが、異常な価格だったMSX-71ですが、本音はあの価格ですら....ってのがありました。(価格泣きました)
それぐらいチタントルザイトガイドは高い!高価です。高いよー高いよーしつこい、くどいけど、高いよー!

が、ここのところ、Sicガイドにもとある変化があったんです。
現在、富士工業のSic-ガイドのラインナップにはガイドリングが「Sic-J」と軽量化した「Sic-S」の2種があります。



左からトルザイト、SIc-S、Sic-J見てわかる違いだ


軽量化というよりも、過剰な強度だったSic-Jから、現代の軽量化とロッドバランスに合わせSic-sが登場した(らしいby富士工業担当者)
実際、ディアモンではMXー6、MXー7、MXー∞、MV-65はSic-J、MX-7Sが初のSic-S搭載機種です
実はMSX-71プロト製造時に、検討としてステンSicモデルを作りました。(今でも私が使ってます)
最初はSic-JがついてたものをSic-Sに変更して、テストしてました。
結果、一番大きいガイドは口径が25mmもあるので、やはり重量差はなかなかですが、Sic-sであれば耐えれる範疇!トルザイトには敵わんけど。

と、いうことで今回採用と相成ったわけです。


コレももうちょい詳細を乗せて、早めに予約を取れればと思ってます。
そもそもキッチリした商品画像が9月下旬にしか載せれないので、それまで待ってね!


それでは!


スタッフ ヨシダ