2016/07/14 11:31
DearMonsterってどんな竿?
ってトコを今一度振り返りたいと思います。
MX-6(ブランク3pc、グリップ1pc)
MX-7 (ブランク4PC、グリップ2pc)
MX−∞(ブランク3PC、グリップ2PC)
・全ブランクセクション 並継
・全シリーズ仕舞い寸法50センチ以下
・オールダブルフットガイド
・全シリーズのグリップ&バッドセクションの互換構造
ん、まぁ、コスト置いといて欲しかった竿を形にしたら、こうなりました(シャチョー小塚談)
・ブランク構造について
継からご説明。
一般的に多い、印籠継(インローつぎ)のロッドってこのようになってます。
スムーズなベンドを作ったり、強度を出すには印籠部分のセッティングが非常に大事。
親となるマンドレルの設計、焼き上げるブランクは1本なので、コストを抑えれるのがメリット。
ここしばらく流行りなのか?パックロッドを販売されておられますが、インロー継が主流のようです。
デメリットとしてテキトーに作ってセッティング取れてないと、ココから折れます。
マグロで使うロッドなんかでもインロー継ありますので、ホントセッティングどこまで詰めてるかですね。
に、大して、ディアモンスターが採用している並継構造はこんな感じ。
そう、そうなの。
この図で言うと、3本のブランクを焼き上げてるのと同じ話なんです。
当たり前だけど、コスト高になる。(イタズラに僕らが儲けてる訳ではないっての分かっていただけるかなぁ....)
あれこれ試作する度にも冷や汗モノ。
もうヤダ、シャチョー....。
が、強度上げれます。
ベンドもスムーズ(曲がり計算込みでブランク焼けるからね)
ブランクについても、各社X構造だとか、補強カーボン巻きだ、どうだって色々なノウハウありますが、
弊社、デビュー作のMX-71を作成する際にDearMonsterのブランク構造については時間とお金をかけて、
本当に練り上げて練り上げて練り上げてます。
出来上がったブランク構造は最新作のMV-55でももちろん採用されてますよ。
※ちなみに小塚自腹で相当な額を開発費としてぶっこんでて、後から聞いて本当に驚いたもんです、あほか。
そんなわけで、同じ工場で作られる同クラスのアクションのロッドと比較しても格段に強い!倍近い数字叩き出してます、マジ。
・仕舞い寸法
現状販売しているシリーズについて全機種仕舞い寸法を50センチ以下にしています。
40Lクラスのバックパックであれば中に入っちゃう長さで、この長さだと航空機の機内持ちこみも可能です。
大型機で3辺115センチで長さ55cm程度ってのが上限です。規定だと。
上記3シリーズをグリップ込みでまとめても太さは1Lペットボトルくらいになりません。竿って細いもんです。
旅先での携帯性を目的にこんなにコンパクトになりましたが、
「車上荒らしを避けるためにコンパクトにできるのがいい!」とか
「家の中で邪魔にならん」とか
「嫁に竿が増えたのがばれない♩」などなど多々メリットが発生しているようで嬉しい誤算です。
・オールダブルフットガイド
全シリーズダブルフットSICガイドを採用しています(MV−55はダブルフットのチタントルザイト)
当たり前だけど、シングルフットの方が安いし、軽い。
けど、ガイドが旅先で飛ぶと釣りにならない....
てなわけで、ダブルフットガイドを使用しています。
とはいえ、強度だ!ってイタズラにでかいガイドつけると先重りしたりするので、
いやホント、セッティングには気を使ってます。
MV−65は特にキャスティングをメインとした竿なので、トップガイド小さめです。
また、ダブルフットガイドのメリットとして、糸絡みしにくいのも一つ。
でかい魚とかがかかって、ガイドに巻いちゃったりすると、以外と簡単にガイド飛ぶんですよね...
竿先上げる、ジグの釣りされる方とかが、調子いいよ!といってくださる仕上げになってます。
・ブランク&グリップの互換構造
こ、ここばかりは文章ではしんどい!
下記動画をチェックしてみてください
http://www.fishing-v.jp/gear-station/gear-collection-product-swf.php?cd=sgea_1509_8511620_03
まーだまだあるんで、続きます....。
スタッフY