2017/02/10 17:00
お問い合わせも多いなーって話を受けての記事です
「度々出てくる『NUDE』って竿、アレなんなんすか?」
「ディアモンあんな細くなるの?」
「折れないの?」
こんな感じのお問い合わせウンヌンです。
去年の春先からずーっと小塚が触っては、
直しては、触っては、直しては。。。。
ズーーーットほんとにずーっと触ってる竿
NUDO(ヌード)
そのプロトモデルがコレ
うーん、伝わらないかな?
MXー7のグリップと比較してみた...
ほっそー
神は細部に宿るというけど
わかるかな?
普通じゃないことが起きてる
着眼して欲しいは素材とかじゃない、仕上げの綺麗さでもない
ロッド作ったことの」ある人なら
アァァ!と気付くだろう、この異常性
僕が作るんだったらやらないね、開発者のこだわりというか、暴走した熱意を垣間見たかも
わかる?
トルザイトーチタンなんだけど...
そっからもう一歩
ま、詳細は発売前にでも...
って、この『NUDE』現段階では発売時期は未定です
絶対出す、出したいと思ってる
これまた世に何かを問う竿になると思う、結果はみんなで出してw
魚取れるというか、アタリ取れるロッドなんだだろうなぁ
すげー写真いっぱいで驚きました 笑
まだまだあるけど、とりあえずね
さて、『感度は正義!』と言いますが、
実際にこの『NUDE』
周りがボーーっと「アタリねぇなぁー」
って言ってる最中にも、ガンガンアタリ出て魚を取っていける竿
キス釣りやティップランとかでも相当に差が出ましたっけ
そう、「軽さ=感度」
って概念の元、開発を進めてます。
で、その自重なんと43g!!!
知りうる限り、市場最軽量じゃないかな?
スペックは5,10ft、変え穂で可変5.3ftとかできたらいいな〜と思いテスト中。
現状のテストモデルで適合ラインはPE0.1~0.3、ルアー重量0.3~3g
.....。
これまでディアモンシリーズでは適合ラインとか重量とかそんな言わなかったけど、
このロッドは流石に....ねぇ。
何用ロッドと言わず、渓流トラウトからアジからイカからヘラブナ!?
とにかくなんでも釣りまくって、使いまくってます
実際にウルトラライトスペシャルとして、魚種問わず、場所問わず、
ずーっと1年ほど使いっぱなし
ここまでのレベルになると糸がたわみ、流れに乗り、底質のの砂の一粒一粒が崩れる感覚を感じ...
魚が針先をついばむ、その瞬間を描けるような、そんな異次元感度
誰が例えたかフィーリングを「風」と呼んでいました。
世に出てるアジングロッドにフィーリングは近いと思いますが、ちょっと飛び抜けてると思ってる。
このロッドの構想は昨年のフィッシングショーのモーリスブース。
ステージでのトークショーに呼んでいただいていた小塚。
ズラズラと並ぶモーリスのロッド達の中にそっと置かれ、異様な雰囲気を醸し出すロッドを小塚は見つけます
気になって、持つや否や
「え.... 一体なんなんだ、コレは!?」
そのロッドが並んで居たのはバリバスのエリアモデルの中。
販売モデルの中でもとんがった、極まったモデル(赤ブランク)が並んでおりましたが。
そのロッド達と比べて触っても異常性を感じるこのロッド
他のエリアドライブシリーズ(赤)がサーキット仕様、個別のコースに合わせたフルチューン箱車とするなら、
コイツは完全なるフォーミュラーカー、それも一昔前の過給器エンジンを積んだF1って感じ。
ちょっとゾクゾクする危なさとピーキーさを兼ね備えてる(のが僕でも分かるくらい。)
そんな正体不明ロッドの正体は元UFMウエダ鬼才ロッドデザイナーA氏が、もはや個人的な趣味(!?)で作り展示していたワンオフモデル
「いやいや展示するなら販売モデルでしょ!」
と、ツッコミたくなるところだけど、この辺が流石はA氏w
もちろんこの段階で販売も決定していない、完全なるワンオフモデルだったんですよね
そんな鬼才デザイナーと変態の小塚が出会い
まぁ要は...敬意を評して“キチガイ”気質の二人はその場で完全に意気投合
「チタラミニが完全に扱い切れるロッドが欲しい」
そんな思いを当時の小塚は持っていたこともあり、
開発を依頼
まーこんな二人がやるのだから
やるなら徹底的、妥協なし、手抜きなし、遊びなし。
そんなキリッキリの中で生まれ....かけているのがこのロッド
求める以上のキレキレ度合いで仕上がってっくるプロトに毎回おののく小塚。
マジで持った瞬間に鳥肌立つというか、ゾッとするというか...
※小塚のスタイルを考慮して、頼んでないのに4pc化してきてくれたのもA氏、ビビりましたよ!
ちなみに同時並行でモーリス社で進行して居たA氏のプロジェクトはすでに日の目を浴び、
感度高い、アンテナ角度広いユーザーからは好評を得ているようです。
コレね
ワークスリミテッドSWフィネス!
ワークスリミテッドARD トーナメントドライブ
やーやーデザインに見覚えのある人も多いんじゃないでしょうかねw
ちなみにワークスリミテッドシリーズは全て2PC
まーまー今日日、2PCなら軽自動車でもヨユーで釣りに行けますしね
『NUDE』もこのロッド達に方向性は近いけど、4pc、もちろん仕舞寸法は50cm以下!
あ、ブランク長とかは意識的に合わせるとか外すとか、そういった予定は無いです
小塚のフィーリングで最適!と思ったところに着地させるだけ。
ワークスリミテッドの4pc化ってのとは違うよ
ちなみに小塚、実はこのデザイナーさんと顔を合わせたのは昨年のFSが初ですが、コンタクトはあったんです。
実は小塚がライター時代に2pcロッド特集を担当した際に、
ウエダ社の担当者から異常な熱量を持った説明文を送られてきたことがあった〜と言うて居ました
A4用紙に手書きでびっしり、隙間ない文章だったそうです。
そう、A氏「その人」だったのです
ちなみにDearMonsterとは全くの別系譜
『強度と拡張性』を重視したDearMonsterに対して
『軽さと感度』を重視したNUDE
ディアモンがランクルだとしたら、
NUDEはピストバイクみたいな、そんな印象。
素材も全く違うし、作ってるところも違うし、継ぎ方も違うし、コンセプトも違う
全く別です!ここだけ注意!
ま、詳しくは本人(小塚)がまた書いてくれるでしょ 笑
さぁ、ここまで持ち上げてですが販売時期は未定ですw
出来上がったらちゃんとアナウンスするので待って!
でも、待ちきれない人達のために、
上記SWフィネスとARDトーナメントドライブ仕入れますよ!
このロッドハンドメイド要素が強すぎるので、受注生産ですけど、生産するぞー!って話を聞いた瞬間
仕入れ値も聞かずに注文入れましたw
だってさ、絶対いいのはわかってる、だから仕入れた、それだけ
※ちなみにクソアイテム、厳選されてないもの仕入れようとすると、シャチョーに止められます
さて、入荷は早ければ2月中、ま、ゆっくりと出来上がりを僕も待っています。
店頭でも入手困難となっているようなので、予約受け付けますよー
※ちなみに自分用のアジングロッドが欲しかったので俺の分は抜きます
スタッフY