2017/11/17 11:00
昨日に続いて思うコト全部ぶつけていきます
写真ないけど、よろっしく!
ロッドの予約については昨日の記事をご確認いただくとして、
ここしばらくお問い合わせにあることから、注意していただきたいことを再度掲載します。
1、「手持ちのMX-◯◯とMX-◯◯のグリップとブランクって互換する?」
現状発売モデルの
MXー6、MX-6+,MX-7、MX-71、MX-∞、MV-65、MV-55、MSX-71,そして今後発売予定のMX-7S、MXー8+全てグリップとブランクに互換構造がございます。
どれもこれも交換可能!分割構造のグリップはフォアグリップトリアグリップも交換可能!
「そもそもさ、グリップ互換構造ってナニ?」
って方はこの動画の8分30秒あたりから見てみよう!!
よくわかるよ
https://www.fishing-v.jp/movie/?mv=sgea_1509_8511620_03
2、保証は?修理可能?
ディアモンスターシリーズは全て修理可能です
ブランクにクラックが入るレベルのダメージは修復が困難なケースが多いですが、ガイドリングやガイドフットの割れ、曲がり、スレッドエポキシの破損、グリップコルクの剥離などについて修理可能です。お見積もりいたしますので、まずは画像とともに破損状況をお教えください。
また、修理不能なレベルの破損が発生した際、パーツ紛失時は、マルチピースロッドの特性を利用し、パーツ販売を致しております。
価格や詳細についてはお問い合わせくださいませ。
各モデル各パーツ販売日より1年以内は確実なパーツ保有をお約束いたします。
1年以降については後継機でのパーツ対応をいたします。(事実上の永久保証となります)
3、各モデルどの程度のサイズの魚や使い方を想定しているのか?適合ライン、ルアー重量などは?
この辺りですが、一般的なロッドのようにロッドに表記はしておりません。販売ページにも目安になるスペックは記してございますが、実際のところはセットするタックル、使う状況、フィールド、対象魚、ユーザー様の体格などの様々な要素が組み合わさり相当印象が変わってくる部分です。
お問い合わせいただければ、我々(特に小塚)のこれまでの豊富な経験から、適切な機種、適切なセッティングなどをアドバイスが可能かと思います。
小さな会社だからこそできることの一つだと思います、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ロッドに合わせるのではなく、狙う魚、場所、仕掛けに合わせたタックルセッティングをお勧めいたします。
4、ディアモンスター現物は、どこで販売している?どこで触れる?
現在、釣具のブンブンさん、でんでんまるさん、フィッシング遊さんにて販売中です
この度、新たに静岡の沼津のプロショップカサハラさんでもお取り扱いを頂く運びとなりました!
とりあえずはMV-55が店頭に近々並びますので、お近くの方は遊びに行ってみてくださいね。
ただ、ただ、上記の店舗で完売となると実際に手に取っていただくことが難しいんですよね
我々が参加するトークイベントなどの店頭イベントでも極力各モデルを持って歩いてますので、確実に手にとってみたれたい方は、
希望のモデルがあれば事前にお知らせ下さいね(これもパックロッドの利点ですねw)
5、他メーカーのロッドと比較して、ディアモンスターって何がいいの?
この点って難しいところだけど、断言するなら信頼度とコスパの良さ。でしょうか。
ここ近年パックロッドって激増したじゃないですか?ホント。
ここで、これ言う?って言われそうだけど...ちょっとキツく言うけど...
コンパクトなだけだったら、とりあえずは作れる。
けど、それが実用に足る完成度のものか?
ってなると、答えてくれる道具って、あんまり多くは無いと思います
(そもそも使い込まないと、それすらもわかんないですけどね)
実用に足るだけのスペックを作る技術はあっても、販売するにあたって、
商売の都合や事情、要はコストを頭に浮かべちゃっうと、妥協せざるを得ない部分が出てくる。
のは、我々も商売をやっている以上、同じコト。
そこまでやらなくても折れない、十分、使える。
と、言われることもありますが、
予想を超える事態で、極限まで精神的に追い込まれて余裕がなくて、ハラハラしちゃう魚とのやりとりの最中、
シチュエーションの時に同じコト言えるんですかね?
僕は嫌です。全力で向かってくる魚に対して、精神的にアドバンテージを持って挑みたい(ロッドのパワーって意味じゃなくて)
後悔したくない、二度といけない場所かもしれない、セッティング合わないとか言っててへばってらんない。
その点、販売価格から決めてないディアモンは信頼するに値する1本になれる(と信じて売ってます)
毎回シャチョーの気の迷いで製造コストとダルくなるくらい開発期間がかかってる。商売度外視でかかってる。
ウチのロッドに当てつけて言うわけじゃないけど、
高いからモノがいいとは言わないけど、いいものがどうしても高くなることは多い!
もう一回言いますが、ウチのロッドに当てつけていってるんじゃなくて、世の良品と言われるものに対して言葉を放ってます。
今日のブログ、最後にも書くけど、『コスパ』って概念だと思うんです。
絶対的な価格も大事だけど、コストに対してのパフォーマンス
それがいいロッドに僕は惹かれる(メジャクラさん、シマノさん、大和さん、ヤマガさん、ウエダさん、バリバスさんどこであっても)
話を戻して。
ディアモンですが、「旅的釣行を目的or手段とした時」このロッドのメリットが最大限に引き出せるはずです
過去には小塚も1pcロッドを遠征に持っていってました。
私も長~い塩ビバズーカーまだ実家にあります 笑
そのうち、ロッドがグリップ脱着式になって、2pcになって、仕舞寸法は90センチ程度まで小さくなって、
最終的にディアモンの50センチ以下に行き着いてます。
バズーカは短くなって、細くなって、布袋になって、現在はほとんど使わず、ロッドを束ねてバックの中。
これが完全な答えか?というと、それは人によりけりで...
旅路のルートが見えていて、旅路の中でバズーカのサイズやオーバーチャージが気にならない方、
いつも使ってるロッドのフィーリングを第一に遠征を楽しみたいならば、全然、仕舞寸法が長くてもいいと思うんです。
だって、手に馴染んだ道具は大事。
が、実際問題、ヤマト運輸とかが170センチ以上の輸送規制などかけてきて、
いやこうなると辛いですよね、それはもう自身の手で運ぶしか無いですけどさ。
なので、ディアモンが国内でも使えるロッドと謳っているにはココらも理由にあって、アプローチが逆からですが。
日常の釣りで使えるロッドスペックであって、実際にフィーリングよく使えて、更に国内外問わず遠征で使える輸送サイズ、強度ならば、輸送に困らず旅先でもいつも通りの釣りが展開できるでしょ?と。
そういった意味合いも含め、最も真価を発揮するのは開拓的なスタンスでの釣りになると思います。
持ち込む荷物も増えるかもしれない、治安が怪しいし両手はフリーで居たい、カメラで片手を使い続ける。荷物はまとめてバック一つにしておきたい。
そんな時にバズーカーで片手使ってらんないっすね….
よもやま話し
竿づくりの現場が表に出ることがないので、ご存知でない方が殆どかと思いますが、当たり前ですが細かい部分まで、小塚自身ががこだわって仕様を固めてます。
カーボンの素材のノウハウもそのうちねお話しできればと思いますが(ブランク当たり前中、製法からウチのオリジナルでして....多軸?クロスカーボン?なんも言うてないけど、初代MXー71から入れてます!)
とにかく細部にはミリ単位、ミクロン単位の変更とオーダーを繰り返し、プロトモデル作成の際にはダメだと思ったら、ザクザク切り捨てて、今現在最良、最高と思えるものを採用していっています(だから高いけど仕上げも綺麗にしてあると思うよ!)
しつこいけどさ、もう一回。
ここ一番のその瞬間に躊躇する、迷いが生じるロッドって怖くて使えないじゃない?
信頼=ロッドとしての本当の意味での価値
と、考えて、僕は販売を進めております。
ディアモン、確かに高価な部類ではある..けど、「最終的にコスパいい」と、ハードユーザーの皆さんからは好評をいただいて、本当に嬉しい限り。(要はただコレを言いたかった)
さて、今月は各モデルについて掘り下げてもう一度書いていこうかな。。。。
かな?
スタッフ ヨシダ