2018/11/04 14:00


狩猟シーズンが間近なのです
なので、色々準備中
自分用くらいに作ったつもりのこの色が
一番早く売り切れました、なんてこったい(汗
色の理由はまた後ほど


さて、森さんから引き続きレポートが来たよ!
間空けずだけど、夏のアカメ、秋口にイトウといった感じでやられてたみたいです。
それでは!

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北海道遠征の釣果報告です。
2泊3日でしたがとても濃い時間を過ごしてきました。


お世話になります。
Yes か Thank you しか言えない日本人代表、森です。
日本最北端の地で,観光に来ている外国の方に写真を撮ってもらいました。

「Shall I take a picture?」
パシャッ



・・・・遠くない?(あるある)







短期間ですが東北方面へ仕事で行くことに。
せっかくここまできているのだから...と、週末に有給をぶっこみ稚内空港へ飛びました。
夏にはなんとかアカメに出会えたので,次はイトウに出会いたい...!

と、レンタカーを借りて,近くの川へ入ります。


河口にも向かいましたが,あまり反応も無く。
時間も限られているので,回遊待ちをするよりポイントを絞って周っていくことに決めました。

が、ヤブが凄い。




とにかく凄い。





進めない...。


半泣きになりながらやっと水辺に到着です。今回のロッドもMX-7S。


季節的なものもありますが,とにかく周囲が伸び放題のヤブ。
長竿だとロッドを振る前に周りのヤブに突き刺さります。
ショートロッドでよかったとつくづく感じました。

いろいろとルアーを投げてみますが,まったくの無反応。

圧倒的、無



せめて地形の把握でもと思い,ジグヘッドにワームをつけてボトムをスローに巻いてきます。

怪魚ロッド系は感度が鈍いイメージを持っていましたが,ディアモンには十分な感度があります。
糸の流れを感じる...,ルアーに魚がついてきてる...という感度をお求めの方はキンキンのロッドが良いと思いますが。
岩,砂,沼,藻などは十分わかります。多分。


ちょうど川のカーブしている付近にさしかかり,ここも結構掘れてるなー...

ゴッ...ゴツッ

とルアーが止まりました。
うわー根がかりした。と思いロッドをあおると

ジーーーーーーーーーーーーと、思いがけずヒット

アカメの引きを戦車で例えるなら,イトウは潜水艦?
ドラグなんて気にもせず。走っていきます。

バラシは勘弁して欲しい!と願いながら慎重に寄せます。
ロッド,ラインは不安はない!ですが…ルアーがジグヘッド...。  ゴン  ゴン と首フリが伝わるたびにドキドキします。

なんとか足元まで寄せてきて...。浮かせて...さぁランディングを...と思ったものの
デ・・・デカイ!

次は グリン グリン とローリングをかましてきます。
いや!いや、それはd






もう少しフックの強度に気を使うべきでした。


CIMG1260.jpeg


1日目は納竿

乙!



2日目

昨日イトウをバラシたことを施設の主人に愚痴っていると
午後から山菜を取りに行くので中~上流域に連れて行ってあげようかとのこと
熊にビビリ1人で山に入ることは避けていたのでこんなに幸運なことはありませんな


主人の車に付いてドンドン山奥に向かっていると





でかいな




「大丈夫,大丈夫。きちんとしていたら大丈夫だから。あ,この熊は木の実多めだね~。」


きちんとってなんだよ(汗








(こんな感じからドンドン狭くなっていきます)


ポイントに付き準備をしていると,5~6ftぐらいの竿を薦められます。
中~上流域といっても川幅10~5mほど
うすうす感じていましたが、きっとMV-65 MV-55が活躍する場面でしょう。


斜面を登り,木をくぐり,たまに川に落ちたりしながら
どんどん上っていきます。

7Sじゃ使いずらいだろうなー。と思っていましたが、案外イケるものです。
移動中はしまっておけば,山の中でも邪魔になりません。
さすがに専用ロッドと比べるとキャストのしやすさ,快適さにはかないませんが、できないことはない。





このあたりのルアーを主軸に使いましたが。アンダー,サイド,スピンキャスト。どれもバシバシ決まります。
9cmまでのミノー,スプーン7g~,スピナー7g~,スピンテール9g でしたが トラブル0で攻めきれました。

メインラインが太いことが釣果に心配でしたが,フォールの時間を稼ぐことができる,短時間ファイトで魚への余計なダメージを減らす,ルアーの回収率が高い。
と適当に前向きに。
環境にも配慮することができたかなと思います。


キャストが完璧に決まれば,トラウト達が飛び出してきます。



1投目で出会えたイトウ!40cmほどの可愛らしいサイズでした。
このサイズになると引きも少し楽しめます。




30cmほどですが,これぐらいのサイズがガンガンアタックしてきます。
リリースにも気を使い。元気になってから帰ってもらいます。


季節がよければ80cm以上も付いている秘密のポイントだからとか
結果的にイトウ,ヤマメ,イワナ,アメマスとたくさんの魚に出会えました。
ヤマメ,イワナは下処理に夢中で写真を撮り忘れ...。アメマスにいたっては...。





何これ?
(模様が撮りたかったんですけど…たぶん逃走0.5秒前だと思います)


MX-7S
”ショアから1本で釣りをするならば...”がコンセプトのこのロッド。
シーバスゲーム,ショアジギング,ビッグベイトなど色々使ってきましたが。
トラウトもやれるじゃないかと改めて惚れ直しました。

ですが,使うことができるかな
8lbsラインからさらに細くしていけばロッドが強すぎるかなと思います。
もう少し短ければ...と思うときは多々あります。引き味を楽しみたいなら専用ロッドです。
当たり前のことですが”トラウト専用”ではない。どこまでいっても”万能”だなと

しかし,私みたいに「よし!行こう!」と思ったらすぐ行くようなタイプには向いているかなと。
実際遠征先で,そんなタックル持ってきていない!と思うときも多々ありましたが,MX-7Sを買ってからはあまりありません。
うまく書けませんが。

「うーん...専用じゃないから...。でもある程度までなら任せとき!」

って感じかなと。でもそれでいいんじゃないかと思います。
遠征先で私が望むのは1魚種用の専用ロッドではなく。70点でもいいから懐の広い竿です。
私欲張りなんでいろいろ釣りたいんですよね(笑)







大満足の2日目でした。
主人の粋なはからいで、釣ったヤマメ,イワナで乾杯です。



3日目

ある程度の釣果も出せたので最終日はサイズアップを狙います。
ここならきっと外さないよ。という主人の言葉を信じて,ポイントへ向かいます。




これ、熊でないの?


20分ほどヤブを漕いで釣り場にでます。立てる幅はちょうど靴の幅。
足の先はすぐ川です。踏み外したらおめでたい感じに仕上がるなと思いながらキャスト。


バイブレーションで広く探っていると,回収間際の足元でバクンッとイトウが反転するのが見えました。
フックにはかからなかったので,すぐフォローでジャークベイトを入れます。
パン パン とルアーをはじいて ステイ



ゴンッ!
っとヒットしました。アカメも良く似た感じでかけたなーと思いながら。ファイトに入ります。

足元でのバイト。
ドラグも調節し,フックも強化済み。

ジーーーーーーッと糸を出されますが,今回は不安は0です。
竿を曲げこんでドラグを使い,取り込む。MX-7Sの真骨頂かなと思います。

足元と水面の高さがほぼ同じということもあり,ランディングもスムーズに決まりました。





※ロッドが寝ていないところから伝われば幸いですが,周り全部ヤブです。

なんとか魚を載せる場所は確保しましたが,ライフジャケットの背中に入れているメジャーが出せない。
ライフジャケットが脱げない。屈むものならケツに突き刺さります。三脚を置いたり,ブツ持ち写真も撮れず。
どうしようかと悩んでいるとクネリながらお帰りになりました。
弱りやすい魚なので結果的には良かったかなと思っております。はい。
ミノーが9cmなんで75cmぐらいかなと。



2泊3日の弾丸北海道遠征でしたが,最高の思い出ができました。
今回のタックルもほぼアカメのときと同じで

ロッド:Dear monster MX-7S
リール:TWIN POWER XD 4000XG
ライン:PE 35lb
リーダー:ナイロン 25lb~40lb
スナップ,リング,フックはルアーに合わせて強化し,バーブレスにしています。

河口域で使ったルアーが10~14cmまでのミノー。30gまでのジグ。20gまでのバイブレーションです。
川幅が20mぐらいになってくると9cm~12cmまでのミノー。15gぐらいまでのバイブレーション。18gまでのスプーンを使いました。
10gのジグヘッドにワーム、オフセットのワームもココ!というポイントには使っています。
川幅が10m以下になるとスプーン7g~,スピナー7g~,スピンテール9gを主軸に攻めました。
3gあたりも使えないことはなかったのですが,(糸が太かったから?)ピンポイントにはうまく届けることは難しかったかなぁ


ここだけ見ると仕舞寸法50cmでスゴイロッドのように感じますが(確かにすごいです)
なんでもつかえる万能パックロッド!として買おうかなと思われている人は,本当に自分の欲しい条件ともう一度当てはめて欲しいなと思います。
最近の怪魚?ブームもあり,たくさんのメーカーからパックロッド等出ていますが,いざ自分の手元に届いてみると...。
あれ?思ってたのと違う...。となるときがあります。(私もそうでした)
高い買い物だし...と渋々使っていったり,綺麗なうちに売り払ったり,とりあえず置いておこうとコレクションにするのも一人一人の楽しみ方かなと思います。



ディアーモンスターは現場で,実戦で,輝くロッドでした
うわ!困った!となっても,万能に答えてくれるのがMX-7Sかなと。
(他のディアモンはわかりません。他のユーザーさんの釣果報告を...)


実際私が国内で一番多いのが
30gぐらいのジグをかっ飛ばす。9cmぐらいまでのミノーを巻く,アクションをつける。20gまでのバイブレーションでのリフト&フォール。
10gぐらいのジグヘッドやワームを使いボトムをネチネチ攻めるという使い方です。

どれも共通しているのはティップを使いアクションをつける。ヒットすればベリーを使ってフッキング。
大型魚ならドラグとバットを使って応戦。です。

なかなか実物を触る機会が無い竿だと思うので少しでも使用感が伝わればと思いました。



最後に
イトウもまた,地元の方々に大切に守られている魚です。場所によってはシングルフック,バーブレス仕様のフックのお願い等がされています。
また熊などの野生動物,天候の厳しさもあります。しっかり準備なさってから向かわれるといいかなと思います。







とのことありがとうございました。







でで、そんなモリさん。

釣行前にこのアイテムを買っていただいておりました。





で、この色

モリさん出発前にこの色のキャップを買っていただいてました

北海道は10/1から、本州の多くでは11/15から狩猟解禁です(ちなみに富山は11/1からワナは仕掛け始めるよ)
で、何が言いたいか?っていうと、
解禁日って釣りと同じくでターゲットがスレてないんですよね、鳥にしろなんにしろ。
だからね、みんな出猟するんですよ

獲物を見つけたハンターの心境って

魚掛けてランディング間近の釣り人
元旦初売り開店同時ダッシュの人達
終業式終わった小学生

と、ご理解いただける通りわかりやすいほどの興奮の塊
わかっちゃいるけど、気をつけてもいるけど...
ヤブとか水際ガサったらとりあえず目線行っちゃう訳です。
気が早い人だと既に構えてたりする訳です。

で......。
って事故が年間何件かあるんですよ、ホント。

打たれて死んじゃったら人のせいにすらできない、自分の身は自分で守ろう!(マジで


ちなみにハンターのおっちゃんががみんなオレンジ色の服を着てるのも誤射防止のため。
だもんで、この色を選んだ次第です。

モリさんも実際相当なオレンジの服着た人たちとすれ違ったみたい(多分エゾジカ猟)
そこらの散弾ですら有効射程(殺傷能力のある距離)40mほど、ライフルに至っては300mほどあるからさ(飛ぶだけならキロ単位で飛びます)


解禁日近辺は水辺やヤブの中気をつけてね (汗
ハンターの人達、マジでしつこく注意喚起受けてますけど、人間だからね、間違える時あるよ...



え?まぁ....ここまで言ってオレンジ色欠品してるんですけどね。

11/15までには仕入れます



ヨシダ