2018/10/31 14:00


猟期が間近、遠征行く時と同じかそれ以上にウキウキしてます

ヨシダです。


今現在継続発売中の機種(MONSTERBASEに掲載してるモデル)
ディアモン8機種+オプショングリップ3種

その中でも、クセあり(?)と思うこのロッドついて紹介していきたいと思います
(まぁ、曲がりとか実際のベンドはそのうち動画ででも撮ろうと思うのでその時にとして)

DearMonster MX-8+


このロッドの性格&コンセプトは

Long&Far!(長く、遠く)


何かとショートロッドがトレンドとなってる気がするのだけど、
確かにショートロッドの使い所は少なくない。取り回しもいいし、感度も向上する傾向
いいと思います、ウチも6tftアンダーで3機種もあるからね


けど、ロングロッドの使い所も、また少なくない。


このロッドの開発を進めた際に指標となったのは
MX-7とMX-8

使い慣れたMX-7のロッドベンドを延長し、パワー感はMX-8まで持って行きたかった。

だから、最初の最初、ロッドのコンセプトは

「MX-7+」だったんだ。


もしかしたら初めて表に出すかも...


足場極悪な磯場でのロックフィッシュゲームで大型魚に負けないブランクパワー

取り回しで巻かれない、圧倒的な飛距離を叩き出すためのブランクレングス


レングス的にも、スペック的にも求めるものを作っていくと、
結果としてMX-8の後釜となったわけです。


ティップが入りやすいMX-7と比較して、MX-8はとにかくシャープネス
このロッドのいいとこ取りがしたくなったし、そもそも必要だった。

ので、

作ったのがMX-8+

パワー感、レングスはMX-8以上、
テーパー感、ベンディングはMX-7系統

長いからこそ、ガイドセットにも気を使ったし、

バランス取りも結構手がかかった。

結構かかった


いやほんとかかった(時間も試作も)



で、実際どうなのか?というと。

ルアーキャストは
ここら辺の







そこそこ重量級ルアーがライナーで


パカーーーーン


と、すっ飛んでく。


足場が高かったり、悪い場所での取り回しにも大活躍







まぁ、この辺はもう言わずもがな。





で、まさにこの釣りにだなぁと思ったのは


マスキー!



使うルアーのサイズ(重量)がそこそこありつつ、ロングキャストで手広く誘いつつ、意外と岩礁帯のポイントを狙い、最後はボート側まできっちり引く(船ぎわチェイス多く、船キワでは絶対8トラップしてから回収やで〜と言われるくらい)


で、アオウオについても基本的に石鯛竿とかでやる人も多い中



検証含め8+でトライ!(結果釣れたのはMX-8だったとか)


石鯛!(こりゃイシガキだけどね)


これも足元がエグれ一気に水深30m~40mほどまで落ちるポイント
竿さばききっちりやらないと足元の即根がかり、魚はエグれに突っ込むし...でした。


こちらは私

ビワコオオナマズ(北湖)



らしからぬ色wですがビワナマ。

ちなみにルアーは



コイツをひらすらぶん投げ。
ジョイントなのに感覚としてSSR14より飛びますね


雷魚もこのロッドで結構やってました


※プロトの7+なのでエンドのデザインがちょっと違う

クリークとかだとMX-7で余裕のことも多いけど
ロングキャスト決めたいとかだと8+
ラッティーさんのセサミのセミロングとかボンバーとかの20gOVERの重量級フロッグと相性ヨシ
アナコンダ投げたらヤバイくらいとんでったなぁ....


そんな感じで他にも色々写真も頂いてるんだけど、とりあえずここまで

この後にも大事なお話があるので...






で、ここからは問い合わせの多いお話


「MX-∞とどっちがいい?」





確かにロッドデザインといい、パワーバランスといい悩むところなのかも

でも、パッと見、似てるようで性格ゼンゼン違います。


MX-∞は7ft、MX-8+は8.4ft


レングスからまずは全くの別物なんですけど


ブランク特性も∞は

無限大のトルク感。
“硬い”と感じる人がいるようだけど....実はこの竿、ちゃんと曲がる竿
確かに結構な負荷がかからないと曲がらないけど、曲がり始めてから素直に曲がり始めるレギュラーテーパー

ほらね

ね、曲がるでしょ?
曲がるとこんな感じ
旧ブンサムランで桟橋に潜り込む某魚との攻防中 byMX-∞



で、MX-8+は張りはあるもののティップは入るレギュラーファースト。
キャストゲームに重きを置いてるのでリールシートも
上が8+、下が∞

MX-8+は握り込めるようにTCS17 で MX-∞はどっしり安定感のTCS18





で、トリガーを基準点にすると


上がMX-8+、下がMX-∞








エンドを基準にすると


こんな感じ

グリップも∞の方が若干太め、8+は握り込める細身グリップ。









不思議と縦にするとその違いがわかりやすい



右がMX-8+で左がMX-∞ね
(細かいパーツレングスもそろそろ全てのロッド入れていこうかな?)






現状のDearMonsterラインナップ内でお話しすると...


MX-7ではパワー不足となってしまうシチュ

レングス足りない、取り扱いするルアーの重量、魚のパワー感が更に上がってくる(激流での大物狙いなど)

こんな時に出番になる一本です。


うーん、今年のビックベイトシーバスで使いたいぜ!!






なもんで、

ビックベイト系の取り扱いにも問題なく使える一本に仕上がってます
ジョイクロでいうならMV-65は148、MX-7は178、8+はマグナム〜尺ONE

この辺がオーバヘッドで投げれる感じかな....


来月の準備中、このジョイクロはマグナム
近々遊びに行こうかと思うので、こんな感じの投げてみたいなと揃えてみました、あとはマグナムザラかな!
キャストのMAX値ですが、とりあえず350mlのペットボトルはスカーんと飛ばせますね




と、ザクッとこんな感じ
リールについてはカルコン200あたりが結構バランス取りやすいかな?と思います。
私はグラップラー300のハンドル交換して使ってますが、相性結構いい感じ
ベイトもスピニングもフィッティングがシマノ機ばっかですが、特に理由はないです。
(個人的にはジリオンの緑(ギア比9)が気になってるので使ってみたい。)





製品について、聞きたいこと不明な点あればなんでも問い合わせくださいね

それでは〜


ヨシダ



















<おまけ>
ちなみに、「このブランクレングスでシマノ14000あたりつけれるようにスピニング仕様にして!」ともご要望少なくない...
うーーーん...考慮中です