2018/12/18 11:00
さて、山口の末永君からMX-0のレポートがきたぞ!
末永君、以前、チャンナ ディプログラマを開拓&釣ってきた大学生
先日の忘年会で“もう中学生”に似てるとのコメントが多発してました
ww
さて、今回はMX-0を誰に頼まれるでもなく、けどキッチリとまとめてくれました
ありがとう!
どーせタナゴ竿でしょ?って??
このレポートからどう感じるか?
ただの小物竿かな?
それでは行ってみよう
こんにちは吉田さん。いつもお世話になっています。
スエナガです,
MX-0レポートを送らせていただきます。
『MX-0 何種類釣れるかチャレンジレポート』
いつも懇切丁寧なご対応誠にありがとうございます。スエナガです。
現在、モンスターキスによる様々な"ディアモンチャレンジ"で話題を呼んでおりますが、
私は夏から秋までの期間"ひとりMX-0を使って何種類釣れるかチャレンジ"を暇を見つけては続けていました。
目次
❶【個人ルール】
❷【釣れた魚たち】
❸【MX-0 使用実感】
❹【まとめ】
ルールは以下の通りです。
❶【個人ルール】
・MX-0で何種類釣れたかカウント
・使用可能ルアー ワーム・毛針のみ
・岸釣りオンリー
・ノーガイド(ただし、海外の旅と同様に現地の人から情報を集めて動くのは可)
と、定義して、チャンレジ開始!
準備はこれほどコンパクトです。
これだけで近所の用水路から海外まで、どこでもサブネームの通りの"宝探し"をはじめることができます。
では、前置きはここまでにして、釣れた魚を紹介させていただきます。
❷【釣れた魚たち 】※ 全て載せきれないので、使用実感に関する魚のみピックアップしてます。
おなじみの"宝石"の代表種と呼んでも過言ではない、おなじみタナゴ系から…
ギギ
ヌマチチブ
オヤニラミ
ワームを動かして釣るハゼ系のゴリング、ギギや私が大好きなオヤニラミなど、
アクションで見せて食わせる釣りにも使用しました。
ロッドが全体的に張りがあるので、こちらから攻める釣りにも使いやす買った!。
(グラスティップだと操作感にだるさが出る印象があるので…)
延べ竿において、このような攻めの釣りをするのも新鮮でしたね
また、感度もよく、ブラインドで狙っていてもあたりが明確にわかりました。
オイカワ
用水路の好敵手オイカワ‼
ちなみに、用水路で気づいたのですが、こんなシュチエーションでも使えるかと思います。(ここまでせずとも釣れたので、画像は現場で感じたのでやってみました。あくまでイメージです。)
用水路の橋の下など、ハリス止めからの糸の長さを調整してアプローチできます。あるいは状況に応じて長くもできます。
タモロコ
また、ある時は小塚さんのMX-1を真似して毛針を使った"なんちゃっテンカラ"と称してタモロコやギルを楽しみました。(ハリス止めから先を毛針に変更、または3種類のフロロをテーパーライン状にしました。)
ムギツク
個人的に嬉しかったムギツク‼︎この魚がなかなか苦戦しました。
合わせが決まった瞬間、思わずガッツポーズしました笑
タカハヤ
タカハヤを探して山道の小さな水路の淵に宝探しにも行き…
結果的に、写真の魚とそれ以外で合計14種類の魚たちに出会うことができました。
❸【MX-0 について 使用実感】
①携行性と速攻性
このロッドに関して特筆するべき点は、『どこでも持ち歩けるコンパクトさかつ、すぐにアプローチできる速攻性』であると感じました。他の延べ竿と異なり(私が知らないだけかもしれませんが)仕掛けをロッドと一体にでき、"サイトで魚を見つけた" または"良さげな小場所を見つけた"ときに、すかさずアプローチできる"速攻性"です。
例えば、画像のように小魚がいる→バッグパックからMX-0を出す→アプローチ の一連の流れがスムーズです。
これまでに私はアジア圏を8ヶ国旅してきましたが、せっかく『おっ‼︎』となる珍魚を見つけても、延べ竿を出して準備するまでに時間がかかってしまい、『すぐアプローチできていれば獲れたのに…』という苦い経験もしてきました。
魚・場所いずれも見つけてからの勝負が早いというのは、国内外問わず大きなアドバンテージだと考えます。
(特になかなか行けない海外で、なかなかいない珍魚にアプローチできないのは辛いものがあります…)
②使用範囲
個人的に感じたMX-0で狙える射程範囲(キャスト範囲?)はイメージとして以下の通りです。
下手なイラストかもしれませんが、見ていただき何かしら参考になれば幸いです。
説明が長くなってしまいそうなのと、小塚さんや吉田さんのような素敵な文章を書くのは私にはまだ未熟だと感じ、私なりに特技のイラストで表現させていただきました。
(あくまで使用範囲目安です。)
イラストの赤斜線エリアのように竿先2メーター以上や極端に高い足場になると、リールがないのでラインスラッグが取れないゆえに合わせにくく、長くてトラブルになる、または、単純にそれ以上投げれないです。(ラインをドリフトで流せばなんとかなりますが)
画像のような岸から魚が離れすぎている場合は、長延べ竿やスピニングが無難かと考えました。
※これはMX-0ではなく、MX-6です。なのでノーカウント‼︎
ただし、MX-0は足元やちょっとした届く範囲の見えた魚、木々が茂る小場所での取り回しは抜群に相性が良かったです。その範囲での魚はカマツカやフナ以外ほぼ全てキャッチできました。
③パワー感
頑丈・いい意味で強い。これに尽きます…笑
小物釣りをする上で20センチ前後までの魚を掛けて折れることはまずないと感じました。
❹【最後に】
ここまで長々と書かせていただきましたが、MX-0を一言で言わせていただくと、
"ディアモンの中で最も身近な未知に出会わせてくれるロッド" ではないかと感じました。14種類釣りましたが、そのうち7種類はこれまでに釣ったことない、あるいは私が小さい頃に捕まえたことはあれど、釣ったことはない種類でした。
これまでは普段、海外で珍魚を狙う以外では、日本で小物釣りをあまりしませんでした。しかし、MX-0を手にしてから小物釣りの奥深さ、初めての1匹の嬉しさを改めて再確認しました。
MX-0は小さな魚でも、ワクワクするような素晴らしい"ボーケン"になるということを感じることができるロッドだと思います。
以上です。
末永君ありがとう。
さて、このレポートを見て、この竿をどう捉える?
多分、タナゴ竿にカテゴライズするにはちょっと違う気がしてきてるんじゃないかな?
自由に楽しむツールとして使ってもらえたら幸いです。
それでは〜
ヨシダ