2019/06/14 11:00


さて、梅雨間近
マジで4〜10月はやり込みたい釣り用、新たにやりたい釣り行く用で体が2つ欲しい、ヨシダです。
まぁ、冬も朝に狩猟、夜にメバル、昼に仕事やってみたら、3日でダウン、歳はとりたくないね。



さて、相当な頻度で釣り行ってるというか、結果を出すなぁと思う森さん。
釣行日数に対しての結果歩留まりがいい印象が強い

今回もレポートいただいたので載せちゃうよ!








お世話になっております。
ブレた写真に定評がある徳島県の森です。




撮影技術は母のお腹の中に忘れてきたようです。
遅くなりました、この写真の釣果報告です。

ボケすぎでしょww(byヨシダ)



この日は太陽が上がってからポイントのサーフへ、沖に歩いていき、駆け上がりを回遊してくるシーバス狙い。
しばらくミノーをキャストしましたが反応が無く。帰る前にジャークベイトを選択しました。

3回ジャークを入れてただ巻き…。
3回ジャークを入れて…。

ドスッ

とアタリが。

かなり重く鈍いバイトだったので、その時はゴミかと...太いロープや大きいゴミ袋を引っ掛けた時のように底に底に沈もうとします。
せめてルアーの回収だけでも...!と思いロッドを煽るとゴン!ゴン!ゴン!と頭を振る感覚が。

さ...魚やないかい!と慌ててフッキングを決めましたが、それがいけなかったのか一気に底に潜られました。

幸いサーフなので気になるような障害物はかなり少ないのですが、ロッドがびっくりするほど絞り込まれています。
色々な魚を釣り上げてきた相棒なので絶大な信頼を置いているのですが、さすがにバット付近まで曲がるとチョット心配になりました。

森さん、ほぼMX-7Sで通しちゃってますね....

それでもリフトしようとするロッドを見ると。さすがディアモンシリーズだなーと。
仕舞寸法50cmのパックロッドだぜ!?信じられる!?これ!?ってなりますね。

底に張り付こうとする魚。無理に寄せて水中でのキャッチは自信がなかったので、陸地まで戻ります。波打ち際まで20m弱。
走りまわることもなく、エラ洗いもなく、ただただ底に潜ろうとするだけ。ファイトする側としては楽なのですが、何を釣ったのだろう?と。

いよいよ波打ち際まで差し掛かり、いざずりあげようとすると...。
あがらない...重たすぎてあがらない...。

どうしたもんかと悪戦苦闘していると波打ち際で見たことも無い大きさのシーバスと目が合いました。


これは逃がせない!
ロッドをサーフに突き刺してランディングへ!


(だいぶ人相変わってる、実物はもう少しキュートです)

そうだっけ??ww(byヨシダ)




誰もいないサーフで雄叫びをあげました。



102cm  22.5lb

これから先、これ以上のシーバスを釣ることはないかもしれません。僕の中でのモンスターサイズです。息子よりでかいっ!





今回はMX-7Sとジャークベイトの組み合わせで魚を釣りました。ジャーク、トゥイッチ、ワインド等、動かす釣りが好きでMX-7Sを買う前から良くやっています。
わざと糸フケを多めに出し、静と動にメリハリをつけるのが好みなのですが、バイトを弾いてしまったり、浅掛けで身切れしてしまうことが難点でした。

が、MX-7Sはそういった問題が少ない印象です。バラしが0ではないですが、程よい柔らかさの竿先なので、バイトをよく拾ってくれます。
また浅掛けでもバットまで綺麗にカーブを描いて粘ってくれるのでなかなか魚を逃がしません。

MSX-71が竿を細かく頻度高く動かす(ショートジャークやトゥイッチなど)釣りに対応しやすく、MX-7Sはただ巻きや遠投が多い状況でアドバンテージを発揮しやすいという説明だったかなと思います。

ですが、アクションをつけた釣りが苦手なわけではないですよね。

そうそう、比べたらの話ですね(byヨシダ)


例えば…
アイスジグで…。








良いサイズだったので刺身でいったりました。

うわー羨ましいサイズ!メバルだけど25回ったらケタチに引きますよね、相当絞り込まれたでしょ?bヨシダ


5gの鉄板で早巻きだと…。






しっかり鯖折って煮付けにしてやりました。
ライトゲームもできる懐の広さが魅力ですよね。


キャッチアンドイート率高いw(byヨシダ)


かといって。
こんな乳酸が溜まりそうな魚とも戦えるし。




(皿のセンスがひどい)

このチタラはのちにズタズタにされました。





喉に刺さった小骨から出血したので、骨切り包丁の購入を検討しています。

しなないで(byヨシダ)


流石に長さの限界を感じてきましたが。
ヒラスズキ相手でもバラさないブランクスにはビックリしました。










(盛り付けのセンスがひどい)

炙って飲んで…。



って、めっちゃうらやましbyヨシダ

最近流行りのフラットフィッシュもお手の物。







じっくり煮詰めてやりましたよ。


色々やってますが、ロッドが得意とするただ巻きのアドバンテージが大きいのは実はこれではないでしょうか?




(僕の腕じゃなくてカメラが悪いんだと思います)



近年多様性が求められ細分化されたロッドが増えていると思いますが、ここまでロッドの汎用性が高いと多様性、細分化って必要だろうか?って思ってしまいます。

もう少し強くて…もう少し長くなったら…!と思う時もありますが、ショアから1本で釣りをするならば…がコンセプトのMX-7S。だいたいのことはやりきれますね。


最後にロッドの名前「Dear Monster」について。

MX-7Sが届いた時、もう少し攻めた名前でも良かったのではないだろうかと思ったことがありました。「親愛なる怪物へ」。なんて優しいネーミングだろうと。他のメーカーのロッドの名前ってもっとイケイケですもんね。

今回メーターを超えたシーバスを釣った時。震えました。サイズに対する喜びもそうですが、こんなサイズの生き物が身近にいるのかと。自然ってすごい!怖い!と感じました。

そしてファイトの末、弱り切った魚体の回復を手伝い、リリースした後ろ姿を見送っていると敬意の二文字が浮かびました。どんどん魚を釣っていると忘れがちになってしまいますが、自然に対する敬意と感謝を忘れてはいけないと思う体験ができたと思います。

このロッドでこの魚に出会えて本当に良かったと思います。まだまだ語れるような釣りをしていませんが、「Dear Monster」を少し理解できたような気がしました。








ありがとうございます
しっかし、瀬戸内海を中心に相当釣ってますね、予想斜め上のボリュームでやってきてびっくり....
日常の釣りから遠征まで(高知から北海道まで)
子育て多忙の隙をみては、あちこち楽しんでおられ、その相棒としてこれだけMX-7Sを使って頂いて感謝!

メーター超えのシーバスとなると迫力もさながらですし、ソルト雑誌めくれば....って魚をMX-7Sで抑えちゃってる(驚
初めてのレポのサツキとショアタイラバも!!!でしたが、その熱意や情熱を継続できるのって凄いことだと思います。
プロ論、アマチュア?てか線引きは?って話ですけど、?そんな話になるときがたまにありますが、
業界問わず、私ヨシダの意見として、「アマチュアリズムの究極とは継続だ」と思ってます。
だからこそ、上記の言葉は私からすると最上級の賛辞であり感謝であると理解していただければ幸い。(偉そうにすいません)

これから先、森さんどうなっちゃうの?何しちゃうの?って不安wと楽しみですが....

またのレポートお待ちしてまっせ!


今年はまた湖北で再会できる...かな?w



ヨシダ