2019/06/26 11:36


7月5日追記
一気に出足が良くなって、
MV-55、MX-6+、MX-7Sが今週中にも完売しそうな勢いです
お探しの方はお早めに...
これだけの機種が選べる機会7年会社やってて初めて、次回は何年後になるんだろかな??と眺めております...





さて、昨年末にかけて潤沢に生産したディアモン各種

ココのところ、欠品中のMV-65の問い合わせが多いですね
が、現状、次の生産には動いてません
チョットどうすっか考え中です


※もしかしたら何処か店頭にあるかもしれない...




で、在庫数が片手切ってる(5本以下)となったのが







この3機種、多分.出始めると一瞬...
お探しの方はお早めに
(私も今年の3月、マズイなと思って6+自分用に下ろしました...)

MV-55、フラワートーマン狙いで遊びにいく人にはイチオシ


気持ちよく使え、かつトーマンが混じってもヘビーブッシュじゃない限りは何とかなる


勿論国内でもこのサイズを楽しみ尽くせる


こんな釣りにもね

MXー0はタナゴの春のいい時期はチョット過ぎ始めたけど

国外でもこんな遊びとか、今から手長海老なんかも面白いんじゃないかな(行こっと)







この辺も





このところ出足が良い
MX-8+はこれからのヘビーシーズンの雷魚ゲームに是非とも使ってみて欲しいロッド
あとは高知、琵琶湖のあのあたりのアノ魚や...

今時期だとこの魚の遠征にバチクリハマると思う


多分、ハイシーズン真っ只中、誰か行けば良いのに...


MX-7Sは今時期が台風も来なくて楽しい島遠征にバッチリハマる
シマノで言うなら2500〜3000番あたりまで
C3000が色々やってみててベスト!と感じてます。
直近だと、2月の与那国もコレでほぼショアからの釣りは完結


ロッド:MX-7S(プロト)
リール:ストラディックCi4 3000XG 
ライン:VAMOS 2号
リーダー:フロロ16LBS~40LBS
ルアー:TDペンシル、Dコンタクト85、チタラMAX、ワインド系、撃投ジグ、ムーチョルチア20~30g程度など
ダイワのLT規格のリールも合わせてみないとな....


お盆や、7月3連休の遠征を考えてる人はお早めに!





ザ・ど真ん中の6、7、∞についてはまた別記事でちょっとまとめよかなと。







ところで、プロトとしてボチボチ画像が出てる

MV-75

ワタシのライギョ釣りのオモチャになってますね、ここんところ。


MZ-7





“X”でも“V”でもない。





MX-1





この3機種の中で発売まで一番早いのがMX-1だとは思う、今年中にイケる....か?






コイツもまだまだ...。


MV-75は既存のVシリーズのユーザーさん、特に65 ユーザーさんがニヤける仕上がりになって来たと思う
私の感覚だけど65のコンセプト、テーパーバランスのまんま、弾性フィーリングは維持したままレングスを伸ばし
パワーもアップ(MX-7以上、MX-8+以下、どちらかというと7寄りかな)
レングスの割に相当軽い、MX-7に肉薄する重量に仕上がってきた
フレッシュウォーターでコレで獲れない魚、そうそうないんじゃないかな....



MZ-7は色々拘りまくって....結果ココに辿り着くまでかなり時間かかってる
これからもかかりそう。
だけど、これまでのディアモンシリーズに無い、新しい概念を放り込んでる
MXでもない、MVでもない。
全く新しいシリーズでコンセプトも異なるロッド。

※この辺のロッドに備えて「リール買っちゃった」なんてって声も聞こえてきますが、ロッド触ってから決めたほうがいいと思います、絶対。

で、やっぱり新しいことは面白いけど、整え、煮詰め、磨き上げるにはヤハリ時間がかかる



メーカーサイドとしては、まだもうチョイと言わず、試しておきたい&確認しておきたいコトが結構あるので
直ぐには出せないのが実際のトコロ。すんません


だってね、実際、この会社7年やってて、ディアモンシリーズで発売したロッド、未だに10機種行ってないんです

時間かかってるけど、過去、一般の方が観れる媒体にまで名前出したモデルは絶対出してるから....

気長に待ってくださいな♪





最近ロッドのことそんなに書いてなかったけど、
水面下でずーっと色々試行錯誤だったり、アイデア具現化だったりアレコレやってみてます
今も進めてて、表に出してないモデルもある。


で、モノづくりについて、ウチらの考えだけど、
製品開発&テストに闇雲に時間をかければ良いってもんじゃないと思ってて
そもそも、同じコトや近いコトをするならそんな時間かける必要はない。

わかりやすく言うと
これまで積み上げた経験値があれば、触って、曲げて、実際にフィールドに出てテストすれば分かる

ロッド屋さんじゃなくて、寿司屋さんでも、車屋さんでも、何のプロフェッショナルでもそうだけど
ほぼ同じ仕事をする場合、2回目だったら1回目以上の時間がかかることはほぼない。

自分の仕事や学業でもそうじゃない?


いつもの仕事でも1回目は散々な目に会い、2回目でオトシマエつけて、3回目、余裕。


....。


けど、先述通り、実際のところ時間かなりかかってる(汗


うん、言ってること、矛盾してます



と、言うのも

毎回だけど、我々なりだけど、製品づくりの際、何かしら新しいコトを盛り込んでる
その要素がプラスに転じるか?否か?の判断が必要だから。


新しいコト、未知のことってホント面白くて、可能性に満ちてる
けど、ソレの良し悪しが机上で分からないとなったら、テストするしかない。




そして、志とかスタンスの部分なんだけど、

カンバン通り、国外遠征で未知の未経験の魚に対し本気で使えるスペックを有したロッド

で、ある以上、そのスペックを絞り出せるフィールドでしっかり投げ込みたい。


だから、名前だけで、スペックだけで、謳い文句だけで、妄想で作ったようなロッド作りたくも売りたくも無い


何より自分自身が気持ち悪いし、実際に現場で投げないと「OK、作ろう」って言えない。
小塚がOK って行っても私がNOって言ったら止まるし、逆も然り。
製法やパーツを変えて、想定もしていないような部分で問題が起きないか?
何よりテストもロクにしてないロッドにココ一番で魂を預けれるわけがない。

ここら辺、一度自分で自分を誤魔化すと...もう、次から全てがフェイクになる。

非合理的、見切りが悪い、判断が遅い、と言われることもあります

が、この姿勢を変えてません。



実際にやったのか、知ってるのか、理解してるのか、比較したのか?

何より、やってないことはやってないと言えるのか?


自分よがりと言われようが、大事だと思ってやってる。







そして以前も書いたけど、


釣りってアタックしてくる獲物のサイズは選べない


想定を超える相手が食ってきて




ラインが水を切り




締め込んだドラグが突破され、聞いたコトない音が鳴り




“いつも”じゃ有り得ない限界点と思ってたポイントを超えたトコロでロッドがベンド




ロッドか、リールか、ラインか、フックか?どこが限界に達するか?否か?




一瞬でロッドを立てるか、ドラグを締めるか、ソレともヒヨってその逆に振るか?


判断に時間はかけれない、道具に遠慮なんかできない。


そんな時に、道具に不安要素が微塵でもあったら...


冷静に釣りを続けれる  .....か?


魚に上手を取られないか?



そんな時にこそ背中を押してくれる、安心感じゃない、安心が欲しい。


じゃない?


使っていての気持ちや楽しさ、も大事、気分が高揚するビジュアルも大事、すげー大事、大事、大事よ。

だけど、一番大事なのは魚を獲るコトに他ならない。



もう一度言うけど


ディアモンは魚を獲るための道具


そんなスピリッツの絞り出しのロッド、だからこそ、現場で使って欲しいんです。



そして、フィールド実際に使い続けて、開発を続けるからこそ、比較するからこそ、見えることがあって
“使う”って1点にフォーカスしてと、飾り気がどんどん削ぎ落とされていく

そう、ディアモンって足し算の竿じゃ無い、引き算の竿


多軸構造、クロスラップ、ブランク毎の弾性変更、継ぎ補強、スレッド選定から、エポキシ粘度、塗装の回数....。

資金と時間の続く限り全て試してきた、そして無駄だと思うものは削ってきた。


ビジュアルや包装、広告にかけるコストは省き、機能は内側に押し込んだ

マイナーチェンジで“あったら便利は無くても無くても大丈夫”の考えのもと取り去った機構もある


そうして、行き着いた小塚の思想を具現化した竿。


それがディアモン。



竿の説明を求められた際、「使えばわかるよ」が小塚の応えのテッパンなんだけど、
まさにそうで、1シーズン通して使ってもらえればわかると思う。
(なんなら他社メーカーロッドどこでも良いから比べてもらえればより一層)





今後も会社を大きくするつもりは無いし、やることを大きく変えるつもりもない。
好きな事をするには、まず好きなコトをやり続けなきゃいけない
好きだから続けれるし、好きじゃなかかったら続けれない。
だからこれからも、竿作りはこの姿勢で続けていくつもりです。



ヨシダ(あー言いたい放題言った...気を悪くし無いでね...)