2020/02/21 09:00
1月の遠征で狙った雷魚属(Channna)
この界隈では一番名が売れて、サイズも狙えるし、色々な場所で相手をしてくれる好敵手
トーマン
エリアによって
イフーだったり、チャドー、ジャイアンスネークヘッド、レッドスネーク...
現地名だったり熱帯魚業界名も合わせるとわからんくなるので、絶対的な学名でやりとりするんが一番です..
ややこしいので、Channa micropeltes
大型のスネークヘッドの1つ
このブログを見てる人で知らない人の方が少ないんじゃないかな

ボルネオ、同じ魚なのに黒い!

マレーシア、太い!
タイの個体はスレンダーなイメージが強いなぁ...
どう狙う?
結構色々メソッドがガイドさんによって違ったりするので
同じ魚を釣りに行ったのに、行った人でも全然やってたことが違ってたりする
と、いうのもフィールドがダムなのか?池なのか?川なのか?ボートのサイズは?
置かれる条件状況によりかなり異なるんですよね。
ザクっとしたところをアップしていきましょ。
5.10~7ftくらいまでのロッドがオススメ。
呼吸やボール打ちだとそれなり飛距離も必要なので、そこそこ長くてもよし
ただ、精度は必要!
で、重要なのはロッドパワーもあるけど、
1日投げ続けれる軽量さとキャスタビリティー
投げやすいだけでも魚止めれないし、フッキングも決まんない。
ゴツすぎたら手首も肘もつらくなる
ショートロッドは取り扱いいいけど、意外とロングキャスト多いし
ロングすぎるロッドはショアからはいいけど、船では使いにくい。
ウチの場合メインがMV-65でほぼ通せる
MX-7より65の方がライト、ルアーだけを投げ倒す釣りには向いてる。
そもそもディアモンもそういった所に標準合わせてのアイテムなので、相当潰しは効く方だけど
極力アジャストするに限る。
(行く前に相談乗ってもらえればアレコレアドバイスできるかと。。。。)
今回、小塚も試してたのは
スピニングでちょっと遊んでみようって遊び。
感覚として、パワー感は同サイズの青物を釣る感覚で組んでください。
ラインはPEの2号〜4号程度。
今回130m巻も追加されたので、
糸巻き量が不安な人にも安心。
バンタムなら純正スプールで3号−130mがはいるぞ
実際3号くらいでいいかなと。
5号になるとあからさまに飛距離が落ちます(めちゃくちゃ安心感あるけどね)
細糸は楽に飛ぶのでキャスタビリティーも上がるし、疲労度も抑えれますから強度との兼ね合いを考えましょ。
リーダーは状況に合わせてですが、40~60lbsであれば大体のところで問題なし。
私は基本的に40lbsメイン。
最近はこのリーダー
同じlbsでも他の製品と比較して一段階細いのが触ってわかるはず。
リーダーの太さはクランクの潜行深度なんかに影響するから色々やってみるといいよ
で、ルアーは好みですが
バズベイトだったり、スピナベ
探りの速さはバズが一番、ブッシュ際が多ければスピナベもよし。
あとはクランクやダイビングミノーが定番ですが
思いもよらぬルアーがハマる可能性もあるから、色々試してみて欲しいな
スイムベイト、スプーン、チャター、ダーターなど
まだまだ可能性はアリアリ
そこが面白さだと思う
で、フックの交換は忘れずにね!
カルティバだったら46〜56、
ガマだとMH ~Hくらい。
シングルだったらイチカワフィッシングのコレがジャスト!
ST−66とかガマのXHもいいんだけど
強いが最高ーーーとは限らないワケで
太すぎると、やっぱり刺さりにくい。
身近な口の硬い魚....ナマズとかでやると如実に違う、お試しアレ。
強すぎる(重い)フックはルアーのバランスも崩しがちなので、ルアー、魚、タックルに合わせてフックを選ぼう!
コレ結構ぬかる人多いんだ。
(てか、そもそもタックルは魚に近いほうから選んだ方がいいよ)
ちなみに、買ったままのルアーのフックで行く人少なくない。
僕らは、絶対に交換してる
シーバスルアーやバスルアーだったりしたら、リングとフックは絶対に交換すべき、
けど、バス&シーバス系のルアーで標準セットのもので耐えれることはほぼないと断言してもいい。
なぜそこに手間とお金をかけない??とかなり不思議。
つまりがつまりリールやロッドのグレードを抑えてでも魚に近いところからお金使うべき
キャッチ率が如実に上がるぞ!てか、一定以上の魚が取れないぞ。
最後にリールだけど、
トーマンに関してなら、ハイギア以上がオススメ。
好みでいいとは思いますが、スーパーロングキャスト(70m)ってシチュってそうそうないので
シマノでいう100~150番、ダイワでいう1000番クラスで十分かなと。
確かに大きめサイズの200~300は負荷がでかい時はラクですけど、軽い方が1日投げてて疲れない
唯一クランクゲームだけはちょっと思うところあるけど。
なもんで、シツコイけど、我々はカルコンの100やバンタムMGLあたりを使ってることが多いです。
DCも良いんですけど、旅先で壊れると泣きたいのでそうそう使わない。(すげー楽だけど)
最近はベアリングやクラッチを交換してみて試してみてますが、オフセットクラッチコレはかなり良い、壊れない...
たまに、
「ロングハンドルに交換したら巻き取り強いんじゃないですか??」
って聞かれることも多いんですけど、自分はどうかなぁ?と
小塚は基本的にショートハンドル好み
私はギア比が変わってもハンドルは極力90mmで統一してます。
私の場合ですが、100mm超えのハンドルって手首超えて肘で回しちゃう感じになって、ちょっと体全体が暴れて疲れるんですよね...
ショートハンドルの方が刻めるシチュも結構あるので、一概に長いがいいとも言えないし...
そんなわけで色々試してみてます。
この辺を標準としてセッティングしてもらえれれば、別の釣りでもある程度潰しが効きます
以上!
どんなにルアーがロッドが良かったところで、タックルのセッティング、バランス取りが全て。
遠征を前に盛り上がっちゃって、一箇所を過剰に強化したりすると、他の箇所に完全に歪みが出てくる
ラインを過剰に太くしたら飛ばないし、ラインの強度にモノ言わせたらフックは伸びるし、アクションも出ない。
ロッドや他のタックルの良さも潰しちゃうので、ここら辺のセッティングが非常に大事!と思ってますし、
重視してます。
1本で全てこなせれば一番だけど、2段階くらいのパワー感でタックルを組んでおくと、
体の負担や魚のサイズ、突拍子なく出てくる魚に対応できて面白いと思います。
トーマンがいるエリアには
こんな感じで他の魚もワンサカいるわけだから。
次回はどこでの釣りをモデルにタックルセッティングしたら面白いかな〜
それでは〜
ヨシダ