2020/08/01 12:57
さて、さて。
最近問い合わせ多いんですよね
この竿。
ディアモン元祖、オリジナル中のオリジナル。
詳しい話は過去ブログに書いてるアレなんですが
久々に生産します。
ザクっと今夏〜今秋くらい
日程などは詳細はまた後日。
おそらく9月中旬です!
で、たまにある質問で
ディアモンで一番人気のモデル?ってどれですか?
ってあるんですが、人気...ってなると数値化しにくい
が、勝手ながら販売本数=評価と理解すると
MX-7になる。
グリップ互換、スピニングモード対応、全ガイドダブルフット&ダブルラッピング、全セクション並継構造
説明は不要ですが、ディアモンがディアモンである根元を作ったのがこのモデル。
本来、道具である以上、適材適所、向かい合う状況から選ぶのが筋だと思うんですよね
(だって、タナゴ釣るのに雷魚ロッドでやらないでしょ?)
ソレを理解した上で
何よりディアモンを使ってみたい
って人がいたら
MX-7を勧めてます
なんでって?
ディアモンらしさを味わい尽くせるから。
は?なんそれ?
って、思うこの辺をまとめた動画を編集中
(うおーパソコン替えたら使い勝手わかんねぇ...)
ってことでしばしお待ちを。
はい、今回のブログはココで終了〜と思ってたんですが、
せっかくです、追記していきます
今回は
国内で使うとなったら?
ってところにフォーカスしてみるとします。
まぁ、国外での釣りって目処が立たない今、こんな目線も面白いでしょ?
実際、こんな状況ですし、国内で使うとなったら?と仮定すると
ルアーのキャスティング、特にライトな部分はMV− 65や 55あたりで完結しかねない。
ここにMX-7sとか組み合わせれば、そうそう不足ない
それはそれで良しなんだけどね。
上記3モデルからモア1パワーが MX-7の仕事。
オーバーパワーに思われるかも?だけど
だからこその仕事が結構ある。
実際使い所どこだよ?となると
今のシーズン、そしてこれからのシーズン
ナマズとビックベイトシーバス、そしてライトな雷魚かなと、思う。
<アクション話>
ナマズに関しては、一通りナマズ用ロッドが落ち着いた感じがしますが
全てではないものの、
世のナマズロッドって、食い込みを重視した、低弾性系レギュラー〜スロー気味のアクションが多いかと思う。
要は少ない負荷でロッド全体が曲がり始めて、簡単には戻らない系。(曲がり始めが早い)
ナイトゲームなどで、見えもしない環境で不意のアタックに対しては適したセッティングだと思います。
加えて、軽めのルアーとかも投げやすい(リリースポイントが広い)
ただ、“ウチ”としては、
他の方法で食い込みをカバーできればそれまでで、それよか操作性を重視したい。
と思ってました。
足場が高い用水路とかでのゲームが多いこの釣り、
ヒットしたあと、取り込むには抜き上げが必要だと思います(ネット持ってりゃいいけど、フック外すのにもボガは使うし、道具多いの嫌だなぁと)
この時にバットがしっかりとしたロッドほど抜き上げ作業がラクなのは
やったことある人は理解できるはず
(ナマズのポイントやないけど、こういう足場の高い場所あるでしょ?)
でもさ、“強い”ロッドだとアタリ弾いちゃうじゃん?投げにくいでしょ?
って声があるけど、マルチピースの利点でもある部分で、
セクションごとに弾性、特性を変更できる(変更しやすい)
よく、弾性が〜とか何トンカーボンがーとか言いますけど
言うたら麺打ちと同じ、、同じ粉でも水でも仕上げ方次第で仕上がりは別物。
ので、
MX-7こう見えて、低負荷時はティップ部分は入りやすくファースト気味のアクションに仕上がってる
が、ただのファーストテーパーのロッドだと2pz~4ozクラスのキャスト時にティップ側しか曲がらず、不安しかないと思う
負荷に応じてしっかり曲がる、追従するように設計してるので
食い込みはティップで取って、高負荷になるに従いベリーに負荷を移行、それ以上の負荷はバットに乗せて魚を寄せる
そんな竿
だもんで、守備範囲がある程度広い理由のもここがある。
実際、ナマズいくよ〜となったら登板率が何かと高い
<負荷話>
実際MV-65で快適にキャストできるものとして、この辺のルアーが一つ線引きとなると思います。
実際、国内にで回ってるルアー、大きめの羽モノとかも投げ切れると思うんですよね
ただ、それ以上のこのクラス
マグナムあたりになってくると
どこで投げる?ってなっってくる
うーん、近いところだと
宮崎さん、いい魚!
これでしょ
秋口から熱の上がるビックベイトシーバス
コノシロなどの大型ベイトを追っかけてスイッチの入ったシーバスを食わせるのに
ちっこいルアーでは見向きもしない...というか、スイッチが入らない。
(まるのみ)
だから、ジョイクロでは見向きもしないのに、ジョイクロマグナムに魚が注目するってのがある。
そんな4ozクラスをぶんなげるとなるとMX-7圧倒的にラク
持っているユーザーも少なく無いであろうジョインテッドクローで話をしていくと
フルキャストを精度出した振り抜くキャストと定義すると(体格とかにもよりますけど)
MV-65なら148がメインで178あたり
MX-7が178をメインにマグナムあたり
MX-8+がマグナムをメインにそれ以上
このあたりがスイート、
もちろん投げるだけなら、サイドとかでスローに投げるとかなら65でマグナムも全然投げれるから
ソコはご理解のほどよろしく。
<カバー話>
最後に雷魚については
ハスの立ち切ったエリアは...だけど、
こんなかんじののライトカバー
特にバトラクスみたいな小型フロッグはヘビー系のロッドよりコチラのロッドが繊細な作業をやりやすい
ロッドのメリットを生かすとすると、
ショートレンジのクリークなどにも相性がいい
ガチガチの8ftクラスのロッドと比較するとフッキングパワーが伝達しにくくなるのは事実、
ソコはハイギアのリールを装着して巻きを稼ぐ、振り幅を増やすなどウデでカバーしていきましょ。
とはいえ、今時期以降のハスが立ちまくったエリアとかはちょっと仕事にならない可能性があるので
そこは
この辺の仕事かな....
こーんなちょっと...(ちょっとじゃないか)
パワーゲームをしっかりと楽しめるマルチピースとして
ディアモンの入り口として。
ディアモンらしさを味わいたいなら、是非とも。
さてさて次は
こっちのお話かな
それでは〜
ヨシダ(予約とかの問い合わせはまだ待って!)