2020/11/17 17:07

BKF115




※私の好きな色だけ仕入れました、てかこれしかあれば一生大丈夫と言っても過言じゃ無いカラー

もはやK-TENの通り名の方がネームが強いかもなぁ


で、そんなBKF

実はシリーズではこんだけサイズがある



上から175、150(限定復刻?)145、115、90
ここに載ってないけど、最小の75、3フックの125

で、今回は


115でござる


実際常用するタックルのセッティングに合わせると115が一番使用機会が多い



実際、どんくらい使ってるかというと...


手元にあった115
もっともっと使ったのが、あと3個あったけど、1個はロシアでロスト、1個は琵琶湖で高切、1個は南米で魚に取られたはず













発売は32年前、世界初の重心移動搭載ルアーとして登場したBLUE OCEANシリーズ

なんでこのルアーを我々が使うか?絶対的な信頼を置いているか?

理由はシンプルながら、


1、壊れない

2、泳ぐ

3、飛ぶ


掘り下げると...


1、壊れない

ボディが本当に肉厚で牙魚のちょっとしたアタックじゃ全く穴が開かない
信じられないかもだけど、そこらのルアーだとタライラーとかがガスガスアタックしてくると簡単にボディに穴があいて浸水...
そうなるともう動きがダメダメ、水抜いて補修しないといかん


大好きTDソルトペンシルもすぐにボロボロ

あっという間に穴空いちゃう....特に腹から



が、なんで?ってくらい強いんよなぁ...BKF



コレぐらいじゃ全然

加えて貫通ワイヤーなので岩にぶつけるなどしても強い!
多分ワイヤーの設置場所と気室が別なんだろう、ワイヤーが錆びてても浸水してないし、マジでなんなんだコレ....


こんなところでも岩を気にせず投げる





2、泳ぐ
基本設計が相当しっかりしてるからでしょね
太糸、大型スプリットリング、太軸大型フックの地獄みたいな3条件が揃っても動く、泳ぐ
激流の中でもなんで?ってくらい泳ぐし、水噛みもいい...


当たり前みたいなことだけど、やってみたらわかります、ここまでバランスを崩さない国産ルアーはそうそう無い。

基本設計がいいから?ってここまで?ってくらいヤバイセッティングでも動くし
なんだったらリップ折れても泳ぐのよね...(異常だろってくらいの執念、生命力みたいなのをルアーに感じてゾッとした)

こんなもんが20年以上前、既に世に存在したのかと思うと自分でミノー作る気失せるわ(汗



3、飛ぶ
重心移動(K-TENシステム)の元祖、BLUEOCEAN
マグネット重心移動のおかげでとにかく矢の様にぶっ飛ぶ
で、ショートレンジでもその安定性同じくで投げててもキャスト精度出るから疲れない。
投げる際のガチーンって音が特徴的ね。
ただ重心移動に注力しただけじゃなくて、風洞実験などで空気抵抗、飛行時の乱流計算までしたと聞きます..
開発者の二宮さんの飛ばすことへの執念が普通じゃない...
(その後もR-unitなどコレぞ!ってアイデアが続々出てくるから新製品が楽しみで仕方ない!)















と、まぁ



あまりに実践第一主義、市場に登場してから相当な日数が経ってること、今日有象無象あらゆるルアーが登場したことで
評価が聞こえにくいところですが、実績、性能、何をとっても第一線のルアー。

遠征時にボックス入れてやって欲しい欲しい、絶対に助けてくれるから!と自信を持ってお勧めできる逸品。



他のルアーがヘコタレそうなハードなシチュで是非使って欲しい!


BKF115、お勧めします!


ヨシダ