2023/03/02 23:06

先日MonsterkissofficialにアップされたMX-6の記事。


「いやー南米は楽しいわ!」










レポートではすっきりまとまってますが
こちらのブログでは更に掘り下げてみます。


1、ロッドのセッティングについて


基本的にはMX-6+を基準にして、フォローでライトな部分はMX-6 or MV-55
で、MX-6+より上のパワーレンジをMX-6Proに任せるイメージでセッティングを組んでました。
グリップパーツはもう状況や体格、疲労度など、その場で合わせていく。
(右からMX6+、MX-6Pro、MX-6...MX-???)

MX-6Proはコレだけでブログ1回になるのでまた別の機会にまとめます



ただ、今回は状況的にライトクラスの使用頻度が高く、MX-6ブランク(#1~#3)の登板機会が多かった
10cm前後のミノー&ペンシル、その中でも小型よりのものを多用ことが多かったためだ。

グリップはMV-55(#4)のものを使うコトが多かったが、
MX-6#4にMX-6+の#5。もしくはMX-6+の#4&#5、もしくはMV-65グリップ(#5)を組み合わせてもいいかと思う。


コレは実際に投げてみるとよくわかるが
ロッドのバランスをリアに持っていくことにより、ジャークした際にブランクが肘側に引き込まれるようなイメージでモーメントがかかる
やりすぎも..だけど適切に調整してやることで、手元でロッドリールハンドルの回転運動と同調して、疲れるコトなくジャークを継続できる。

これは体格やリールの重さなどさまざまな要素から成立していくので自分好みのセッティングを見つけて楽しんで欲しい。

ピーコックにフォーカスしたスケジュールだったのでコレで不足無しだけど、
ドラドやタライロンなどもう少しクセのある魚になるとまたちょっと改善の余地あり。


2、リールは?


実際熱弁していた20メタニウムのカスタム

中身はというと...
BASE 20 Metanium XG
KTF バーサタイルフィネスver3、for PE1.5号
夢屋 shallow spool、for  PE3号

KDW :OffSet Crach
Avail :STi2.5 HD-SH-90
ZPI : BARREL SHAPE KNOB
Oil&Grease:Bored
となっている。

正直仕事の半分以上をスプールが方向性を決めて、そしてハンドルでバランス取り、ケミカル系がしっかり整えてくれていたなと。
目を見張ったのは特にスプール
標準でも悪くないけど、数年前から遊んでるバスフロッグのセッティングが
MZ-7&20メタニウム&夢屋シャロースプール&PE3号(もちろんVAMOS)
ここに10gクラスのバスフロッグなんだけどノーストレスで気持ち良く、低弾道でぶっ飛んでいく。




右が夢屋スプール
2021年6月、琵琶湖で投げ込んだ日々、セッティングはこの当時仕上がってたと言っていい。
※シャローエディションを選んでない理由はブラスギアの方が好みだから。
オイル&グリスは毎度の通り、全てBORED製品に打ち替えていった

メタニウムにはこんな感じで


バンタムにはこんな感じで仕上げといた


出発前にギリギリまでセッティングに悩み、アタリを出しも完璧(お陰で寝不足)
リールの初期設定は完璧、120点をあげていい状態で現地に臨んだ

結果、今回の旅程で全てのリールで全く不足、不満、ストレス無し
日中フルで基本的に使った後はデッキに立てかけておくんだけど、今回はほぼ夜間にスコールが降ってくて朝にはびしょ濡れ...振り返れば厳し目なシチュだった
そして私は基本道中メンテはほぼしない、バラしてパーツのロストとかで使えるリールが減るとかbad過ぎるから。
水の溜まりやすいメカニカルのキャップなどもほぼ開けないし、スプールを外して乾燥などもしない。
そうして、今回も道中リールを開けることは1回もなかった。
で、帰国後もチェックしてみたが、ノイズの発生やベアリングのサビなども全くみられず、
これなら今回の旅程の倍...というか3倍程度でも問題ないなと...
しばらくOHせずに使い続けていますが、油膜バッチり維持、フィーリングも良好なままです、優秀!

ハンドルとは90mm統一のため特に拘りは無しで色々試し中、ノブは好みじゃないかな
(正直現状のセッティングが完璧..とは思ってないです)

他には22バンタムを持ち込んでたけど、極端なパワープレイ...要はタライロンとか大型ナマズ系をメインとしない限りはコレで余裕を失う...ってことはないかな
あえて言うならビッグスイッシャーとかに限っては重量があることから、リールのスプールサイズがデカいモデルの
例えば22カルコン200、18アンタレスDCMDとかの方が相性いいかもなぁと思うところ(また試してみます)
また、KDWのオフセットクラッチは装着可能なものには全て装着
毎度ながら使用感の良さもさることながら、海外でも長時間使っても壊れないって安心感よ
(過去3回現場で破損しているパーツなのでコレ系の純粋に強度を上げれるパーツはかなりありがたい)




ルアーに関してはこれまた1記事にまとめたいのだけど
実際ペンシルはバンニィエイロがいい仕事をしてくれた



(残りわずか)

ミノーではカショーロの猛攻を耐え抜いたBKF175R2がいい仕事を!


本当にボディ強化されとるなぁ...




フックは色々試してみたが、
今回印象が良かったのはFangs63

こと特に#8などの小型サイズでも刺さり、耐久性ともに高いレベルで対応してくれたと思います。
同様に使い勝手が良かったのが、BKKさんから頂いたRaptor-X使い勝手の良い線形で
Fang 63より一段階強いトコロって感じで使い分けた。
太軸のフックは大型サイズのフックだとその自重がルアーのアクションを妨げちゃうこともあるので、
コレぐらいの線径が使い勝手が良かった





小型のミノー(7~9cm)にはこちらのキャスティングパイクも使用、十分な強度で安心して使えるね、良いです。


と、どんどん際限無しに長くなってきた...

その他の釣具以外についても触れていってみたいのだけど
また次回に!




それでは

ヨシダ