2024/06/07 07:55
この時期私が暇を見つけてちょくちょくやってるのがリールのメンテ。
大体は年末年始くらいに主要機種をやっつけてますが、
この時期、いわば1年の折り返しに一度見直しておくといいと思います。
基本的には淡水の日常使いであれば年イチ〜2くらいのメンテスパンでメインギアのグリスって持つと思います。
(ノブベアリングやスプールベアリングとかに使うオイルついてはそうでもないけど)
ハードな遠征繰り返しても最近は2遠征に1回くらいで十分じゃないか?ってくらいに
リール本体の精度ももちろん、オイルの質も良く、初期状態が極力長く続いてくれますね。
この近年はベイトをソルトで使用するって方も多く、
塩ガミや真水洗浄い伴うグリス&オイルの流れ、乳化の対応など相談を受けることもあります
総じて私が思うのは
よく洗う!よく乾かす!適所に適材(油脂)を追加!
そして違和感感じたら即バラす!
コレに限ります。
大体違和感感じる時点で、ベアリングのサビ、ギアのグリス切れ、ウォームシャフトがゴミだらけ...
など異常が発生し“始めてる”
そして、その違和感が発生する前にメンテしてやるのがギアもベアリングも痛めないし、財布も傷まない。
錆びたベアリングは元に戻らないし、グリスが切れて歯が痛んだギアも直ることはない。
ただ、メンテの頻度を上げてやることで、内部パーツが痛むような状態に入りにくくなるのは事実。
BSLUとZAYTがラインナップに加わったことで...全てのオイル製品が混合可能となったのもありがたや!
ってことで、折り返し期間の今色々とメンテし直してみました。
このところ登板機会の多いオシアジガー1500HG

スプールベアリング BALBOA
ワンウェイローラークラッチ NEMEAオイル
メインギアとピニオンギア DELTAグリス
ドラグワッシャー DELTAグリス
ボディ内ベアリング BSLUオイル
ハンドルノブベアリング BSLU
使用頻度がかなり高い&お気に入りのオシアジガー
壊れてもらうと仕事にならん!ってことでコテコテです
おかげでトラブルレス
スイムベイト系から雷魚まで仕事の幅が広い!ビースト40

スプールベアリング BALBOA
ワンウェイローラークラッチ NEMEAオイル
メインギアとピニオンギア SIGMAグリス
ウォームシャフト THETAグリス
ドラグワッシャー DELTAグリス
ボディ内ベアリング BSLUオイル&ZAYTの1:1混合
ハンドルノブベアリング BSLU&ZAYTの2:1程度混合としています
総じてヘビーユース系、巻きの軽さよりオイル&グリスの防水防錆性能に期待したセッティングです
メタニウム

スプールベアリング NEMEA
ワンウェイローラークラッチ CHIMERA
メインギアとピニオンギア THETA
ウォームシャフト OMEGA
ドラグワッシャー ALPHA
ベアリング NEMEAオイル
ハンドルノブベアリング CHIMERAオイル。
私の中でライトユース&マルチな1台
ソルトではバンタムを投入することが多いので、こちらはライト系に振ってます
まぁ、スプールも変えると激変するこのリール
かなり使いやすい上に壊れないので重宝してます
PE2〜3号あたりでの使用がメイン
淡水で使っているうちは上記セッティングでも不足はないですね
ソルトに持ち込むとなるとBSLUとZAYTの使用頻度があがるかも
エクスセンスC3000

ラインローラー KRAKEN or純正撥水グリス
メインギアとピニオンギア THETA
ウォームシャフト THETA
フェルトドラグワッシャー ALPHA&THETA混合2:1程度
ハンドルノブ BSLUオイル&ZAYTの1:1混合
私のなんでもリールでありつつ2台持ちリール
ラインローラーだけ悩みつつですが現状こんな感じ
錆びてからでは、ギアが死んでからでは遅い!
お早めにやっておきましょう
ヨシダ
....。
ちなみにプライヤーにはBSLUをこれでもか!って塗布してます