2025/01/04 15:37
収納、移動、なんならディアモンスターならグリップ互換、ShinkirowやHUNTERSなら可変長まで
含めて便利なポイント盛りだくさんのモバイルロッドですがそれゆえにメンテナンスにはちょっとだけ気を遣って欲しいところがあります。
1、ちゃんと継いで使おう
当たり前かな、しっかりと継いでこそブランクスのパフォーマンスが100%発揮されます
出荷時の“継ぎシロ”は5~10mm程度
コレが何より大事!
極端に継ぎが足りない場合、キャスト時に抜けてしまい、結果、ブランクスのメス側が裂けてしまいます。
どんなハイパワーのブランクスであろうが、耐破断強度が高かろうが、関係ない。
※尚、ブランクス破損の場合は修理は不可能、パーツ販売での対応となります。
逆に継ぎシロが少なすぎる場合も問題あり!
継ぎシロがなくなっているというのは、調整する幅がなくなっているということ。
つまりは奥まで入っているように見えるけど、継ぎがスカスカになってしまっている...
同じく容易に抜けてしまう可能性があります。
釣りを始める前には必ず継ぎ部分のチェック!そして定期的にチェックしましょう。
「フェルールワックス塗っとけばいいんでしょ?」
って方もおられますが、まずは次に述べる洗浄、そして継ぎシロの調整ありき、その後のお話です。
メンテ方法は過去記事にまとめてあります。
その後にズレ防止、固着防止のためにフェルールワックスを使いましょう。
ADVANCEは他社製品と比較しても高温耐性有り!ノットの締め込みなんかも使ってます。
2、洗おう!
こと特にソルトシーンでの使用後はリールやルアーももちろんですが、ロッドも洗いましょう。
洗面所なんかでも洗いやすいものモバイルロッドのメリットかもね
で、同じくロッドのセクション部分は汚れが蓄積しやすく、
特に塩分、なんならフレッシュウォーターでの使用においても汚れが蓄積します。
結果、抜き差しの抵抗になることや、最悪の場合固着の原因にもなります。
毎度とは言いませんが、定期的に洗いましょう。
びっくりするくらいにスムーズなすり合わせに驚くはず。
毎度フレームのサビについては
ここらのアイテムを事前に塗布することでもある程度避けれますが、
まずはやっぱり洗浄。
真水で水量を使って洗う、ぬるま湯で洗うも良し。
私は最近はSALTAWAYって塩分特化型の洗剤なんかも使ってみてますが調子いいです。
MZシリーズやMVシリーズのようなチタンフレームはまだ錆びにくいのですが、
モンスターキスが標準仕様としているステンレスフレームは比較すれば錆がまだ出る。
錆びたから?といって問題はそうそうないけど、見栄えが気になる人はまずは洗ってやってください。
リールシートとかもしっかり洗っておかないと塩噛んで回らなくなるし、
リールとかはわかりやすくダメージが入りますからね。
磨いて、並べて、傷ひとつつけないように使って欲しい...なんては思ってません。
釣り竿は道具、フィールドで活躍してくれてこそだと思っています。
もちろん、使用に際して傷やダメージが入ることもあるし、それは仕方がないこと。
けど、ちょっとのダメージが原因で遠征先で、日々の使用で使用できなくいなるようなロッドでは困る。
だから、酷使できるロッドに仕上げてはいます。
ただ、それはメンテナンスして、パフォーマンスを発揮できる状況にあってこそ!ってのが今日のお話のキーポイント。
100万キロ走った車...だとかネットニュースで出てきたりしますが、それらもメンテフリーで成し遂げたわけではありません。
定期的なメンテナンスあってこその結果!
大事な道具、しっかりメンテはして、ココ一番には限界まで活躍してもらいましょう!
ヨシダ(適当に雑に道具を使う人って、それなりにみられちゃうよ...)