2019/01/17 18:12


おうおう、横浜フィッシングショーが今週末開催、1年は早いね

小塚は2018年は横浜、大阪、西日本釣博とフィッシングショーを飛び回ってたのですが、
2019年は小塚は遠征&製品開発に注力するのもありますし、参加予定は今の所ございません。
楽しみにしていただいていた方には申し訳ないけど、製品づくりで返します!

私は大阪のFSに行こうかと考え中
※誰か夜メシでも行くかい?ちょっと人集まりそうよ

さて、これまでディアモンスター各機種の説明をしてはきたけど、(近々、MX-∞とMX-7、グリップ2種の記事アップします)

今日は仕舞寸法50cmアンダーにフォーカスした話をさせていただきたい。


当たり前だけど、原稿販売のディアモンは全機種50センチ以下の仕舞寸法
みんな自分の竿測ったことある?仕舞○○センチと言いながら、オーバーしてるのたまにあるw
ウチのは大丈夫よ

仕舞の状態でコレ


片手に3モデル

Nudeもアンダー50に揃えてる




今日のブログは、
ディアモンの購入を検討いただいてる方はモチロン、購入したはいいけど
その特性を持て余してる、使いきれてない..なんて思ってる人にも向けて書いてみます


実際機内持ち込みが何センチまで?、国内輸送は何センチまでとか、...とかの話はここでは置いておきましょ、以前まとめて書いたハズ。
今回はカバンに収まる長さって事で意味で50cmとして話をまとめます。
特に後半のバッカンの話は50センチアンダーじゃないとちょっキツイと思う。

そんじゃ行ってみよう。


釣り具で1 番の長尺荷物となる荷物であるロッドをコンパクト化することは、収納や移動が楽になるってだけじゃなくて、
旅全体の姿は勿論その他のモノ選びまでを大きく変えることになった

断言する、持ち物がコンパクトにシンプルにするほどに

これからの釣り遠征のスタイルはもちろん、ライフスタイルは大きく変わっていく、いや既に変わっている。


パックロッド一つの話だけじゃない


10年前には考えられなかったレベルまでパソコンは小型化、形をスマホやタブレットへと変えてモバイルする時代、そして海外でも通信網の発達は日を追って拡大充実
ポイントへのナビも、地形も、潮汐も天気も風も皆スマホで情報取、なんなら現地へ移動中やついてからでも大丈夫でしょ?
海外でも現地simを使って電話、現地に着いたらスマホの辞書機能や地図機能をフル活用、出会った情報を元にSNSやブログで情報収集、フライトチケットは印刷すらせずスマホ画面でスルー


なんて10年前は考えられなかった...けど、コレ現在進行形だよね?


移動にかける費用、手間、時間が大幅に削減、遠征のハードルは下がり続けてる、加速度的に。

情報インフラの充実の拡大に連動して、移動スパンも情報交換ピッチも比べ物にならないくらい上がってる。

釣具やアウトドアギアも新たな素材や製法、加工技術がどんどんアップデート。(だからディアモンも生み出すことができた)

なのに、荷物の選び方だけがアップデートしないのはおかしい...よね?



小塚は2018年もなかなかの勢いで遠征を繰り返した、(国外だけでも5、6回?)現在も遠征中。

イベントで「チケット代メッチャかかってるでしょ?」って真顔で聞かれてたことが何度かある 汗

毎回数十万〜数百万の航空券を買っていると思ったら大間違いで...
これも時代だけど、格安チケット、LCCも多用するから多分世間一般が思ってるよりかかってない

中でもLCCはコスパハザードを起こして僕らの移動スピードを変えてくれたなと思う
LCC多用するならば求められるのは荷物のコンパクトさ、
コンパクトならば預け荷物の代金も都度抑えれて、抑えた金でより多くのフライトをこなせ、より多くの場所へ行ける。

つまり何が言いたいかって

どデカイ重い荷物でまだ消耗してるの?


いい情報入ってきたらサッと出かけれる身軽さが欲しいし、実際そうやって動きまくるのが小塚のスタイル。
故にいいタイミング、いい場所で釣りを展開してる。

そのスタイルを具現化するための仕舞寸法50cmと理解してくれていい。



一方で「年に数回の遠征、バズーカくらい別にいいよ」

との意見も少なくない。うん、これを否定もしません。

いつも使い慣れたロッドを旅先に持って行くのはアリで
慣れてないパックロッドを使うより、日々の釣りの感覚で使えると思う
それは賛成。

けど、想像して欲しい

多くの人が休みを取るであろう年末年始、GW、お盆、空港行く道中からして電車もバスも人が多い..
片手にスーツケース、片手にバズーカ(ロッドケース)、通常以上に人だらけの空港で人を避けながらカウンターを目指す...
航空会社によっては超過料金が発生
大型のバズーカーはバゲッジクレームで別窓口から出てきて、待ち時間かかりまくる
やっぱり両手が荷物で埋まる、その中交通機関の手配を開始....

けどさ、

せっかくの初めて訪れる土地はカメラでその場の空気を切り取りたいじゃない?
現地のビールや飲み物飲んで自分の中に刻み込みたいじゃない?
なのに、右手にはスーツケースとバズーカ、左手にはチケットとパスポート。
タクシーにバズーカ乗らなくて断られたり、宿に着くまで心は戦争状態。

......。

(たまに懐かしい感じで...旅情楽しむ意味ではいいし、あと替えの効かない竿の場合はそりゃたまにはいいかと思ってます。)



私の場合だけど、国内でも結構な釣りをディアモンでこなしちゃってるから、遠征も日常もあんまり道具立てが変わんなかったりする。

ちなみに私の遠征時は大体こんな荷物。
ロッドはこうしてメインバック(オスプレー ソージョン25)の中に






余裕です


このバックはフレームがしっかり入ってるので、
フレームに沿ってロッドを入れておけばダメージを食らうことは...今の所ない。(自分自身未だ輸送中のロッドの破損はゼロ)
荷物が少なかったら、ストラップで縛り上げて体積を小さくできるので中で荷物が暴れることも少ない。
前職から数えて5年以上、200回以上のフライトに付き合ってもらってるけど、昨年初めてウィールを交換したくらい。
他のアイテムや衣類とかを詰め込んで荷物を極力動かないようにしてOK!


サブバック(ストームフロントスリングかshoutのバッカン)にカメラや備品を入れて終了ですね

これで1週間だろうが1ヶ月だろうがあんまり荷物は変わらない。

いろんなバックやスーツケースにディアモン収めてみたけど、60Lなら縦に入ることが多い、斜めにすれば40Lでもイケる
(カリマーのエアポートプロ40がいいなぁと狙い中)

バックがでかくなると、結果多くの荷物が入っちゃう、そして結果ドンドン重くなる。
15kgを超えたあたりから、普通の成人男性が1人の力で運ぶのが困難になってくると感じてます
(バックパックでもバックに体持っていかれる)
私のパッキング方法や荷物だと70Lとか80Lにパンパンにモノが詰まってしまうと多分20kgを軽く超えてくる(航空会社によってはオーバーチャージかかり始める可能性ある)
20kgのバックを持つことはできるけど、これを抱えて走ることはちょっと無理、え?走らなきゃいいじゃない?って

なんでですかね、毎回なんかしら走らせてくれるイベントが頼んでもないのに発生してくれてるんですよね(汗

そうじゃなくても軽い方が絶対疲れない、疲れなきゃ色々なことにチャレンジできる

話がソレてきた、ここで言いたいのは

荷物のコンパクト化は旅の自由度とチャンスとの遭遇率を上げる


ロッドをコンパクトにすることでこれまで遠征に持って行こうとも思わなかったものが持って行ける。
(折りたたみカヤック、フローター、ゴムボート、ウエーダー、本気系調理器具、超望遠レンズ、ドローン、魚探などなど
ここら辺は実際過去に持ち込んだことのあるモノ達)


其れ即ち、今まで持っていけなかったものを持ち込むと、今まで出来なかったチャレンジができる。


ロッドに記入してある通り、Challenge for activityなのだ



空港に迎えがきて、荷物の持ち運びはスタッフがしてくれる、日本で下調べと調整通りの“旅行”であれば、不要かもしれない。


けどさ、ここからは人によってスタンスが違うから読んで気を悪くする人もいるかもしれない...のを覚悟で書くよ

せっかくの釣りすらも、旅すらも予定調和して何が面白い?


非日常の体験を....というけど、日本でyoutubeで入念にヒットルアーからパターンから、下調べして、何が起こるか想定して....
もうそれって、何が非日常なんだよ?って
魚が釣りたいのか?その過程を楽しみたいのか、何を楽しみたいのか?どこに重きを置くかだと思うんですよね。

決めれば優先順位は自ずと見える。

モチロン旅行は旅行でいい、楽で楽しいのもいい、サイズ追うのも好き。無論、旅程より結果を求める時は結構事前に調べます




...けど



僕らの場合は、基本的に一匹までの“過程”を楽しんでる。
言うなれば、斜め上からやってくる意味不明に期待してチケットを購入してるんですよね。

だから、今後も“釣旅はあくまで旅的”に物事を進めて行こうと思ってます。




もちろん旅は海外だけじゃない。

自分自身に良くあるケースだと...
ちょっと数日の国内遠征なら、ここ近年は荷物をハードバッカンに収めてて、
(VARIVAS、RYUGIあたりが良い)



このように入っちゃうバッカンが数種存在する


車(社用車の軽自動車ハスラー)での遠征も最大3人分くらいの荷物を押し込んでお出かけすることがあるんだけど、
ハードバッカンだと、潰れて中身の荷物が破損することも少ないし、自分の荷物を“だけ”を引っ張り出すのも楽、他人の荷物と混じらない、間口が広いから一瞬でどこに入ってるかわかるのでカメラなんかを取り出すのも早いし濡らしにくい、手探りで探すようなことがない。さらには防水もバッチリなので、カメラやスマホもこの中、そのまま船上にも持って行ける。

完璧かよ。

でかいミニバンや四駆が無くても遠征できる、大丈夫!ってのを地で行ってます(広くはないけどね)

(とはいえ、そろそろ車デカくしようかなぁ)


電車で琵琶湖に行ったこともあるけど、40cmバッカンに3タックルほど、レインウェアにライジャケにルアー一式。着替えや飲みモノが入っても余裕でした(友人にピックしてもらってそのままボート上へ!)
なんだったら電車内の網棚にも載せれるしね


高速バスや新幹線でも今のことろ嫌な顔されてない

ね、車がないから遠征に行けないとか、そんなことないでしょ?

75cmでも、60cmでも無くて50cmアンダーに徹底している理由は色々あるけど、実際に使ってのユーザーさん目線で私がどこに利点があるか?を私が強く実感してるのはココ。
さらに小さくてもいいし、そんな試みもやってみようかな...とは思ってるけどね 笑

なもんで、スペックに支障が出ない限りだけど

仕舞寸法がコンパクトになるほどに自由度を確実に上げる。
自由度は移動速度を上げるし、上がった速度は更に移動距離を伸ばし、エンカウント率が上がる!



『移動距離とアイデアは比例する』とは元祖ハイパーノマド高城剛氏の名言
同じ遠征日時の中でも移動距離や釣行時間が多いほど楽しいコトが起きると思ってる


ロッドは道具、現場で使いまくって欲しい
是非ともコンパクトさを武器にフィールドへ飛び出して欲しい

そのためのマルチピース


複数のロッドがないと....って不安を吹き飛ばすバーサタイル製と強靭さを盛り込んでる
汎用性上げまくって、グリップ互換も含めあらゆるシチュエーションに対応できるように作り込んでる(100%ではなくとも)
これだけ自身を持って販売できるだけのテストを1モデルごとに小塚が武さんが健ちゃんがやりこんでくれてる

釣りは自由、旅も自由、それを後押しできる想いやアイデアの具現化

それがディアモンスターだよ!



ウチのロッドや道具がそんな自由へのキッカケになってくれればと思います。



ディアモンだったら何ができるか?

次のブログではディアモンの持つ、唯一無二の機構、グリップ分割&互換について纏めてみようかと思います


ヨシダ(こりゃ大変だ...)