2019/06/07 18:00
誰が呼んだか?MX-御三家こと
MX-6、7、∞の3機種。
小塚がそもそもモンキス創立時に
「3本で釣りを釣り旅を完結させるなら?」
とのコンセプトのもと生まれたロッドシリーズ。
小塚もこんな感じに説明はしてるんですが
さて、私自身もこの3本は相当使ってるから、
ある程度のことはあれこれ説明できるのですが...
一番多い質問で
「この釣りにコノ竿使えるかな?」
「この魚に使ってもコノ竿大丈夫かな?」
「このルアーコノ竿で投げれるだろうか?」
と、いったところをいただきます。
ちょっと乱暴な返答なのを覚悟で書きますが...
この3本で大体のところ解決可能ですよ
と、いうとあまりにヒドイなオイ、って卵投げられそうですが、
まぁ、先述の通り、“極論”のところです。
「最初の1本にどれがいいかな?」なんても問い合わせいただきますが、
私はいつものやってる釣りからオススメを提案させていただくか、
MX-7推し(大体どうにかなります)
で、さらにもう一歩魚へ近づきたい!
って思いは我々、人一倍強いモンですから....その欲の結果が現状のラインナップ
でも、私自身、前例やモデルケースが無い釣り、とにかくツブシが効かないと困る、バーサタイル制の求められる釣り...
即ちターゲットとフィールド、そしてメソッドがザクっとしか固まってない....
そんなシチュエーションでの釣りとなると、意外なほどにロッド選びこの3本に戻ってくるんですよね。

例えば、実例あげると...
例)最大水深が何メーターになるか分からない海域(最大で800mほどまで)で未知の魚を追う
深海、何がいるか分からない深海溝のエッジ、駆け上がり。
魚さえいれば、確実に落とせればチャンスは少なくないはず...そこに向けてディープストリームアタック!
もう、潮が流れたらシンカー足していくしかないし、もしもの超大物のアタックや爆流となった際の高負荷に耐える竿なら...
MX-∞の出番でしょ!(商品の説明画像はほとんどお化けみたいな魚ばっかじゃんww)



ひどい魚が続くねw
こうやってかくと、完全な剛竿、物干し竿、曲がらない、ガチガチって思われそうですが
強く作ったつもりはあるが、硬く作ったつもりは一切ない
これとか、先日寄り道したマレーシアの有名?な大型グルーパーの釣れる釣り堀

(こんなのがポコポコ釣れる、なんかどうなのかな...)
タックルはMX-∞、カルコン300、PEはSMPの6号ですが、全然大丈夫

頭でかいなー(体は細身だけど)
最大は120kgほどのがいるらしいけど...まぁ、そうであってもレバーブレーキリールとPE8号くらいでいけるかと。
何たって浅い上に至近距離。
せっかくなんでイトーさんに竿曲げてもらったけど

こんな感じ。
製作サイドとしてはまだまだいけるの理解してますから、
ロッドが仕事するまでガンガンに負荷かけて(魚にプレスかけて)寄せると、これくらい曲げても全く問題ないよ
ちょとわかりにくいけど

この竿、極論、ぶっ込みオンリーならグラス素材でも良かったけど、
キャスティングゲームに使える操作感を生かすことも含めて、カーボンチューブラーで仕上げてあるから
感度も悪くない、水深500mでキンメがコツいてくるアタリも全然取れますぜ
ま、こんな感じ。
例)遠征先の渓流をチェック
沖縄諸島に軽く遠征、レンタカー借りて川ホッピング!サンダルウェーディグしながら狙いはミキューなんてシチュ。


ミキューことオオクチユゴイは非常に警戒心の強い魚、見切りが非常に早いから、ミスキャストやトレースコースのミスは避けたい。
だからこそキャスト精度あげるのにベイトで攻める
予想外の大型サイズ、市街地に戻ってティラピア、場所を変えて大型ハゼなんかとも遊びたい

そんなライト&バーサタイル性を求めるなら...
MX-6の出番でしょ!
細かな仕事を求めつつもハードユーズ。
こんなシチュエーション、国内だけ?なワケないよね。
アジアの渓流域なんかへ場所を変えて同等のエントリーができる場所少なくないです
実際、沖縄でやったときは
MX-6+アルデバラン+PE2号
リールはスピニングでダイワの2500番を合わせてましたね
今ならシマノのC2000....いやC3000かな
例)帰省時にも釣りをしたい
久々の実家周りでの釣り、若い頃行った池の雷魚が元気か?、用水路で抑えてるポイントのナマズも釣りたい、魚さえいればパンコイもしたいし....
要はなんでもやるけど、ソコソコの強度とキャスト重量の幅が必要
街中での釣りとなったらズリ上げや抜き上げのシチュエーションも想定される。
ってなったら、MX-7の出番でしょ!
自分は甥っ子にナマズを見せるために
MX-7+メタニウム+PE5号
......。
あれ?画像ないな....(汗
どっかに置いてきたみたい(汗
まぁ、いいやこれにジタバグ結んだり、フロッグ結んだり、食パン流したり、堤防に投げサビキに行ったりと大活躍だったことがありましたっけ
と、ザクっとしたところをあげましたが。
ルアーのキャストゲームでも同じくで
この3本があれば、
MX-6 5~20g
MX-7 7~60g
MX-∞ 15~350g
と、上記がザクっとしたキャストフィーリングの悪くないキャストレンジだと私は思うのですが。
これでカバーできないことそうそうないと思うし。
さらに細分化したところはVALITUDOシリーズや、MX-7Sを使うなどしてカバーしてみて欲しい。
それぞれのロッドがオイシイ!って守備範囲を持ってるから、そこに合わせてやってもらうと一番気持ちよく使える
グリップ互換を入れればその先の可能性は無限
まぁ、この辺はこのブログにまとめたので見て見てくれい!
ヨシダ
ちなみに...
私は既存グリップですら満足できず....
MX-7の#5をぶった切って、MX-バランサー組んで、MX-6+やMV-65のブランクで
大きめルアー投げる時や重めのルアー動かしまくる時に使ってたりします。
手が大きめだし、バランス組み合わせるとなると...こんなのも欲しいんですよね
で、もちろんだけど、3機種だけでも互換性もあるから...
MX-6ブランク(#1~#3)+MX-7(#5)+MX-∞(#5)
で、ライトなジギングとか遊べるし
ここまでこだわらなくても小柄な人だったら
MX-6ブランク(#1~#3)+MX-7(#5+#6)でも大丈夫(実際コレにカウンター付きリール合わせてタチウオジギングやったことあります)
他には
MX-7ブランク(#1~#4)+MX-∞グリップ(#4~#5)で
ブランクもっと引き絞って曲げて...
以前のブログで載せてたロングキャストセットに近いものができる。
ただ、MX-∞のリールシートはシリーズ唯一のTCSの18番
なので、グリップがゴツいの嫌な人は嫌かもね...
で、これは??と言われそうだけど、試して欲しいのが
MX-∞ちょっと持て余すんだよね...って方、
エンドグリップ(#5)をMX-7の#6に変えてごらんまし。
特に身長が165~160の人にオススメしてますが。引き腕に余裕ができて、一気に取り回しラクになります。
もちろん、
MX-∞ブランク(#1~#3)+MX-7グリップ(#5+#6)のショートストロングも遊べるしね。
3機種でもこんだけ遊べる!
3機種だけど、相当に遊ぶ範囲広めれますからね