2020/03/05 18:56
怪魚系＆遠征系のキャスティング用リールの定番として完全に浸透した感覚のある18バンタムMGL
ロープロファイルだけど超高剛性、コンパクトなボディ強度抜群のブラスギア、豊富なギアレンジ、色も目立ちすぎない渋め。
それでいて価格もミドルレンジ。
スピードマスター、14カルコンそして12アンタレスあたりが台頭していた怪魚&遠征系リールランナップを
この2年で一気に塗り替えた感があります。
実際に過去の釣果報告見てもらえれば、そのシェアは見て取れます
小塚はもちろん
私も。
マジでみんなバンタムになっていった...
実際、釣果報告でもらう画像の5.6割がバンタムMGLじゃない？？
で、そんなバンタムMGLですが
加えてメンテ性もよくて気に入ってるんですが（Eリング使ってない）
１つだけ気になってたのが
クラッチレバー
コレね。
私、実は過去に2回壊してます。
で、遠征時にグラグラし出して、増し締めとかしてて、帰国後の釣りで使ったらボロりと落ちました。
過去に13メタニウムでも同じパーツ壊してて
理由は明確で、ここのネジのメスが割れてるんですよね。
メッキはかかってるけど、プラパーツでして
キャストごとにクラッチ切るし、個人差はあれど、キャスト時に力のかかる人もいるので
負荷は小さくないのかもしれない。
純正パーツは数百円なのでスペアを持ち歩いてもいいんですが、
遠征先に工具を持っていくのも面倒だし、
できたら遠征中はメンテフリーで過ごしたい。
そんなわけで、壊れないパーツないかな？と思ってた頃に
なんのせ使ってみないとこには良し悪しわからないし、こうして勧めることもできないしね。
どちらかというとドレスアップパーツ的要素と、名の通り、クラッチレバー位置のローダウンが狙いなのか？と思いつつ
使い始めてました。
当時は僕は強度にしか目が行ってなかったんで....ですが。
構造と素材を見るに、絶対強度上がるだろう！と使わせていただき約1年が経過....
そういえばも何も....。
わ、わ、まじで壊れない...
小塚のバンタムMGL１台
私のバンタムMGL2台（盗難にあった１台も含むと３台）
に入れてたんですが、ガタつきや緩み、割れなど釣りに支障あるトラブルは皆無。
現状も同じものを継続して使い続けてますが、全く問題ない。
というのも
１、素材が異なる。
純正品はプラにメッキをかけた製品。
プラゆえに軽量ですし、滑り止め加工などもしてあります
純正品として、価格条件、全体の強度、マッチングなどの折衷点だと思います。（基本的に私は純正信者です）
この売価なので、正直ちょっとした中古リールが買えるこのオフセットクラッチ。
素材は耐腐食性能を考慮した2017番ジュラルミン。
強度自体、素材が全く違うので当たり前の話ですが、まぁ、割れませんよね...
アルマイト加工も難しい素材だそうですが、綺麗に発色してます。
見た目によるカスタム感もアガある逸品。
２、ネジ本数が異なる
ここがまた大きな違いなんですが、
純正品は固定ネジが1個
に、大してKDWオフセットクラッチはJIS規格のネジが2本。
ネジ1個にかかる負荷を分散すること、確実な固定が可能になること。
ムムム、考えてるぜ....
３、グリップも異なる。
“ローダウンクラッチ”の名の通り、
クラッチレバーの位置が下がります。
クラッチの切れる感覚も軽く（柔らかく）なる感じがしますし、
グリップフィールはダイワっぽい感覚かな？ってのが私の感想。
クラッチ位置が下がることで、キャスト時にクラッチレバーに触れる親指の位置が変わり、負荷がかかりにくくなってる感があります。
クラッチを切った際の保持パーツも、ピンではなくて、ボディにあたって止まるように設計されており..
と、こんなパーツ１つですが、凄まじい拘りのカタマリ
ただただ、壊れないクラッチレバーが欲しかっただけの私ですが、あとあと様々なこだわりを聞いて、
この製品を更に愛用しようと思うキッカケになりました。
で、ただただ、使い続けてましたが
これだけバンタムのシェアが広がる今、取り扱って、この製品の良さも認めて欲しい！と思いまして
取り扱い開始。
今回はブラックとガンメタカラーです
確かに安くはないけど、旅先での破損だけはマジで勘弁
私は今後も出来る限り手持ちのリールにはオフセットクラッチを導入していくつもり
本年発売のメタニウム用も開発中とのことで楽しみ!
取り付け方法はコチラ
リールをバラすのは苦手で...って人向けに当面、組み付け作業をサービスをさせていただきます（詳しくはブログに）
ちなみに、19アンタレスにも装着可能です。
まだ取り扱ってない、ブランキングモデルやメッキモデルも取り扱いは可能なので、
ご希望の方はお声掛けくださいませ〜
それでは〜
ヨシダ
