2022/01/24 19:00
フィッシングショー各社いろんなモデルがでてますねぇ
そろそろチェックしてみようかな
ヨシダです。
先日から発売のMX-1&MX-SlideGrip
ここに続いての2022年上期生産モデルを今日のブログでマトメます
が、この数年パーツ供給の不安定さが続き、思うように生産が進まない状況が継続
なので、下記に生産&発売日程をキッチリと表記できないのもそれが理由
ご理解の上、読み進めてくださいね
まずは2月(予定)
いきなりと思うかもだけど
MorrisGraphiteworks×MonsterKiss
Nude再販
ND-53/510
前回の販売は2018年、以降安達ビルダーに再製造の交渉をつづけてきましたが、ようやく実現
前回生産2018モデルと、今回生産モデル2022を比較すると
バットガイドはATガイド化
ガイドフレームそのものが“しなる”ことで、細糸に対応しつつ、ブランクへの衝撃を軽減
破損軽減にも寄与
グリップ部分のパイプはホール加工を行うことで、反響感度を向上。
シャフトスルー構造が可視化できるのはもちろん
最後、注目して欲しいのはガイドフットの切り詰め方、スレッドの巻き幅は標準状態の4割以下
2018モデルのNudeと比較してもさらに詰めた
リールシート系のパーツも切り詰めているから2018モデルで既に限界か...と思いましたが
更に1g前後の軽量化を実現
ディアモンとは違う一つの究極ココに有り。
ほぼほぼの製造工程を手作業でおこなっていること、
ハンドレタリングなどの特性上、画像と製品の仕様が変更となることがあります。
ご存じ通り、前回同様...かそれ以下の製造数予定、
販売方法については追って掲載いたします。
で、4~6月の予定
DearMonster MX-9S
MV-65(2022)、MV-55(2018)
順序で発売か、一気に発売か?現在調整を進めてます
MX-9S
前回即完売だったこのロッド
パワー&レングスはオフショアキャスティングロッドに見られがちだけど
一番注目しうるは、中型〜大型のスピニングリールを搭載できること。
MX-7Sでは最大でも4000番程度、その上のサイズのリールを組めるってことで
ドラグ力
ラインキャパ
飛距離
もちろんロッドレングス、ロッドパワー
スピニングロッドの特性からこんな釣りにも相性良し
今年はこのロッドでどんな獲物がでてくるか...楽しみだ
なお、このロッド、コンセプトや結果ももちろんなんだけど、
注目して欲しいのはその重量
色々なロッドと比較してみると、気づくかな?
皆は何に使う?
MV-65(2022)
変わらず、キャスティングゲームに迷った方ににお勧めするド真ん中ロッド
ウチのロッドで最初に1本と言われると、MX-7に並んでお勧めしてる1本
コレら、ザ・怪魚のド真ん中を相手に、投げ倒せるタフネスな1本
で、2022ってことで多少のモデルチェンジを予定。
さて、2015、2017、2018までのモデルチェンジはコチラにまとめてます
で、2022で何が変わったか?
ブランクは初代モデルから一切変わらず、今回はガイドも変更無し
唯一、グリップ周りを変更
(上が2018、下が2022)
詳細を説明していくよ。
2018モデルはPMTSを使用
握りが意図せずともに浅くなり、キャストピッチを上げることを狙った
今回2022モデルはPTSグリップを採用
MZ-7、MV-75にも採用しているPTSグリップ
指先から手首がシールシートの下までまわるため、広く深く握り込み、強く保持できる。
ロープロリールとの相性も良い。
釣りのシーンが成長&熟成、ターゲットも増えて、使用するルアーやリールも進化してきた。
モデルが増えることで、ディアモン内での立ち位置も変わる。
発売から7年、2022年、モンキスとしての答えがコレ。
MV-55も久々の再生産、コチラはスペックに変更は一切無し
ある程度の規模の渓流から、SLJ、タイラバ、ライトゲームまで幅広く対応は変わらず。
発売当初から一貫して説明しているのは
「MV-55、ライトながら、弱い竿ではない」
同じくライトモデルのMX-6とパワー感は近しくも、ティップセクション(#1)のつくりが繊細かつしなやか、
トルザイト&チタンガイドの採用も相まって圧倒的に操作性が高い
それこそ、CHITALA-MINI(2.8g)のウェイトをティップで感じ、丁寧にリフトアンドフォールができる、そんなロッド。
スペックだけでなく、キャスト、アクション、フッキング、ファイトまでをレベル高くこなせる1本
ですが、一方で、絞り込まれるロッド、容易に突破さえるBFSリールのドラグ、軽量なタックルが引き絞られる...
その様、いわば、怪魚的フィネス
それこそ、曲げて粘って魚とやりとりする釣具としての楽しさを存分に味わえる
言語化するのが難しいのだけど、
過去ユーザーさんから
「色々ディアモン触ったけど、良い意味で裏切ってきた、楽しい!」
と、言われたことが何度も何度もある1本
近年鬼のように進化するBFSリールと合わせて欲しい1本
いわば、官能的なところに刺さってくるんよ、凄まじく気持いい。是非体験して欲しいな。
MonsterKiss 10th Anniversary モデル
DearMonster MX-39
7月?いや...8月?までには出したいこのロッド
ただただ、ディアモンをコンパクト化して可愛い&モンキス10年の記念として...だけではなく
これまでと変わらず、同じ目線で開発テスト&製作&テストしてきたこのロッド
流行りの渓流、源流ゲームを意識した1本。
源流(小場所)での操作性を保ちつつも、ディアモン全シリーズに共通するバットの強さ
どこでそんな竿つかうん?って思いますかね、思うかな?
海外?いやいや近場にこそ、このロッドの使い所はある!
過去のテスト風景から使い所を見てみましょう
国内有数のハイポテンシャルフィールド北海道
まずはアベレージサイズがデカい
実際に我々が訪れたフィールドはイワナの30overがゴロゴロ
タダでさえ負荷がデカいんだけど、時折ドカンと出てくるは40間近...
更にはあからさまに異なる重量感に、何だコレ!?と思ったら小型とはいえイトウ...
ポテンシャルが本当に高い場所だからこそ
ライトといえ、フィネスといえ、ロッドがパワー負けしての取り逃がしは勿体無い
渓流ベイトフィネス並みの操作感&ディアモンらしきパワーを兼ね備えたロッドが欲しいところなので
いいテストになりました。
コレでもかとトラウトに相手してもらったなぁ...
八重山諸島の場合
(この時は別のライトロッドのテストだったので、今度はMX-39持っていきたい!)
ミキューを探して用水路をランアンドガン
キャストミスは致命的、小場所にアキュラシー高く打ち込んでいくようなシーンが続く
ポッパーからミノーまでルアーの水噛みを感じつつ、アクションを入れていく。
ブッシュの背丈が低く、また満潮時はよりその傾向が強い
キャスト精度が絶対必要とは限らないけど、高いほどにより楽しめる。
良型に引き絞られる様を楽しんで川を上がっていくんだけど
時に「ガツンッ」と当たる、異質のファイトが開始、暴れる赤い影
コイ?ナマズ?そんなん八重山にいるんけ?
なんよコレ?と大騒ぎしながらあがってくるは
ゴマフエダイ
そう、遊んでた折に混じる突然の交通事故フィッシュが、その旅イチなんてことがあるんだな
竿のバットが耐えきれず巻かれて、流れに乗られてで獲り逃しは流石に避けたい...じゃない?
そんな1本
と、前半戦はこんな感じ
ライトからストロング、ど定番まで揃ってますが、
ハイシーズンを楽しみ尽くすロッドを揃えたぞ
詳細は随時アップしていくので、今しばらくお待ちくださいな
鋭意製造中です!
ヨシダ
<おまけ>
MX-39はこんな釣りでも使ってみてた
超高性能ソリッドティップイカロッドとはまた異なる世界!