2020/01/15 12:20


毎度です

なーんか横浜FSを前にリーク情報?で色々出てきますね

今年も新製品面白そうだわ

さて、ロッドについての問い合わせって色々いただくんですが、
で、年末に1件いただいていた問い合わせにこの場を借りて
お答えしようと思います。質問がありました(お返事おそくなってすみません)



お世話になります。

MX-7を使用中の○○と申します。

使用感には満足しており、もう1本ライトなMX-6の購入を検討中です

ディアモンだけでなく、各社がパックロッドの販売を行なっている昨今、

ディアモンにするか他社ロッドにするか?決めかねています。

ズバリ違いとは??なんでしょうか?過去ログのチェック抜けていたら申し訳ございません


背中を押して欲しいだけと言われれば。。。。。なのですが、

今一度アドバイスいただければと思い連絡させていただきました。

 

MX-7の主な用途はナマズ、ビックベイト(〜2ozクラス)、そこそこのカバーでの雷魚ゲーム。

合わせていたリールはカルカッタ(無印)の100番。

もうちょとライトな釣り、渓流だったり、ライトなジギング、あとバスのテキサス打ちなんかに使ってみようかと思案中です。

いかがでしょう?

MV-55までパワーレンジ下げるべきでしょうかね?(完売のようですが)

よろしくお願い申し上げます。






個別にお答えしてもなのですが、
お問い合わせいただいた方にご了承を得て、
この場で返答させていただくことにしました。



1、ディアモンである理由

結論、そんな無いんじゃないでしょうか?
何でも好きなロッドを使うのが一番時間を素敵に過ごせる..
とか言うとここで話が終わるんですが、既にに実際ディアモン(MX-7)をお持ちであるならば話が変わってきます。
全然変わってくる。


・グリップ互換構造が生かせる
詳しくはこのブログを見ていただければ...なのですが
既にお持ちのMX-7に仮にMX-6を追加するだけで、グリップ&ブランクの組み合わせは既に6通り。

互換性能は他社にもちょこちょこでてきましたが、









シマノ社のワールドシャウラやFishmanさん、Huercoさんもオプショングリップは出してるみたいですが(間違ってたらすいません)


全機種、全モデル、グリップ&ブランク互換構造を兼ね備えたロッドはディアモンスターだけ

自分の好きなセッティングを現場で作り出せるメリットは計り知れず。

今現在も、現地で「ああ...こうじゃ無いと..」
正直、1日目で気づきますよね、セッティング出てないのって...

で、私なんかは結構ガチャガチャ弄くり回してます、結局現場に行ったら思ったよりロングキャストの釣りだとか、思ったよりジャーク刻みまくる釣りだとか...使うルアーのサイズは小さい...とか、現場で初めて分かることって少なくないですからね。
そこでロッドアジャストさせれれば大体のことはクリアできてます(コレまでは)


・全機種仕舞寸法50cmアンダー

頑なに拘ってる部分ですが、一度でいいから航空機、電車、高速バスあたりに乗ったら分かると思います。
こと、移動に関して長いのは嫌だ...と。

高速バスも最近は長モノ結構渋い顔されますし、何なら「事前に言わないと無理です」まで言われたことがあります。
電車も倒れて人に当てるとかしたら、まぁ今の時代何言われても逃れれないでしょう。
網棚の上にバッカンと一緒に載せれればラクチンです(バッカン内に入れれば一番)
何より航空機はダイレクトにお金の話になってくる。
まず、機内に持ち込むとしても航空会社により異なるが...大体長辺が55~56cmが限界。
そもそも50cm以上の仕舞寸法のロッドだったり...さらにハードケースを入れたらギリギリになれば運が良い方、大体キツイでしょ。
また、コレまた航空会社によって異なりますが、竿は危険物とみなされ機内持ち込みができないケースも少なくない。
どこでも同じだと思って、竿持ってギリギリチェックインとかすると地獄見ることありますので気をつけましょう
(持ち込み不可= チェックイン時間までに郵送、もしくはその場で破棄ぐらいしか残された手段は無いですからね..)
ならば、預け荷物にしようと普通は思いますが、長距離の日本〜南米や北米経路は預け荷物2個とか大丈夫ですが、
無料は大体は1個まで、もう2個目からは追加料金になりがち。

LCCとかだと1個から有料のところが多く、チケットが安いのに預け荷物多くて結局高くつくとか....全然ある。

だったら、バック内にロッドを入れちゃえば追加でお金がかからんわけで、こう行った意味でもコンパクトなのは完全に武器!
それにしてもバックに入る乗って60Lだったら斜めにしても60cm くらいが1つの線引きじゃないかな....

私はこのバックだけど、アルミのフレームが入っているので、そこに沿って入れてやれば、補強になってくれるので

今まで相当なフライト回数をこなしてるけど輸送中のロッドの破損は一切無い、一切。

となるわけです。
意味あって50cmアンダー。40Lクラスのバックパックにも入るよ。

「1本だけ、仕舞寸法が長くなるとパッキングに頭使うからヤダ...買うとしても絶対に50アンダー」
ってユーザーさんの声を聞いたことがありますがコレ真実だと思います。


・補強構造

パックロッドは色々あれど、

ディアモンの目指してたところで
コンパクト&タフってのは今日までずーっと共通してて、
スペックや使用感以上のタフさ、強靭な構造を放り込んでます。
もう、何度もお話ししてますが


・オールダブルフット&ダブルスレッドラッピング

・ブランク端補強ガイドセッティング

・並継構造

・規格外破断強度設定



下世話な話ですが、全部すげー金かかる。
強くしようとやりすぎると竿が重くなって、使用感(振り抜き、感度)が落ちる部分なので、
相当バランス取りには気を使ってます。


どんなに強くたって使えなきゃ意味ないから


・オールダブルフット&ダブルスレッドラッピング

コレ、意外と注視すると、今現状マーケットにあるロッド、特にバスロッドとかだと導入してるロッドはそうそう無い

ジギングやオフショアキャスティングとかのハードなシチュで使うものには使われてますがね。



・ブランク端補強ガイドセッティング
話が先になるけど、並継ゆえに全ての補強を入れて設計してます。

カーボンは基本的に中弾性

徹底的に強化して、そこから使いこなせる部分まで落とし込んでる

現地でとにかくタフに壊れない様...



軽量、感度、デザイン、高級感、弾性、キャストフィール
竿にとって求められることは本当に多い。

ただ、ウチは、ことディアモンについては“強度”だけには絶対に妥協したくなかった。


ずばり、これがアンサー

とにかく、実用範囲内でできる限りの強靭強烈なタフネスさと拡張性。

が、ウチの方針だし、カラー


世界中どこにいっても不足なく、魚と渡り合える、道具に不備唱えることなく旅を続けれる


ロッドは仕事してくれて、それでこそ!

だからそこ、ディアモンには過剰なくらいに求め、望み、願い、そして創り込んでます。



で、その先ようやく質問内容への返答にに入るのだけど...

使用感には満足しており、もう1本ライトなMX-6の購入を検討中です

ディアモンだけでなく、各社がパックロッドの販売を行なっている昨今、

ディアモンにするか他社ロッドにするか?決めかねています。

ズバリ違いとは??なんでしょうか?過去ログのチェック抜けていたら申し訳ございません


背中を押して欲しいだけと言われれば。。。。。なのですが、

今一度アドバイスいただければと思い連絡させていただきました。

 

MX-7の主な用途はナマズ、ビックベイト(〜2ozクラス)、そこそこのカバーでの雷魚ゲーム。

合わせていたリールはカルカッタ(無印)の100番。


と、あれば私はカルコン(現行モデル)の200番や、スコーピオンの150番くらいでもいいのかなと。




もうちょとライトな釣り、渓流だったり、ライトなジギング、あとバスのテキサス打ちなんかに使ってみようかと思案中です。

いかがでしょう?

MV-55までパワーレンジ下げるべきでしょうかね?(完売のようですが)



一気にパワーレンジ下げるなら55ですが、ジギングというよりタイラバ、テキサスというよりライトなシャロークランク巻いたりシャッドを暴れさせるロッドといったイメージです。


細分化するならですが、

渓流=MV-55

ジギング=MX-6 or MX-6+

 テキサス打ち=MV-65

ナマズ=M-7

雷魚=MX-7、MX-8+


このあたりが使いやすいパワーレンジになってくるかな?と(ある程度もなにも潰しは効くんですけどね)

MX-7を基準とすると、65で1.5段階、6で3段階ほど、55で4段階パワーを落としていると捉えれもらうのがいいかなと思います。(アクションも相当違いますが)




さてさて今年はちょっと、噛み砕いて魚種別にあれこれセッティングとか書いていけたら面白いかな?と思ってます。


それでは〜





ヨシダ